1974年 準決勝 「オランダ×ブラジル」

2004/06/20 植田 茂夫 (毎週土曜日)


皆さんおはようございます。今日も暑くなりそうですね。

本日のタイトルでピン!ときた方、サッカー好きですね。

最近デイリーメッセージで「EURO 2004」の話題が出ているので
サッカー大好きな私としても黙ってられず一言。

「今まで見たサッカーの試合で最高のゲームは?」と聞かれたら
絶対 1974年 第10回 ワールドカップ 西ドイツ大会 準決勝「オランダ×ブラジル」と答えます。

この試合を知らない方、ビデオが出ていますので騙されたと思って一度見てください。
あこがれのヨハンクライフ率いるオランダチームのサッカーがメチャクチャかっこいいです。
背番号が9ではなく14というのも、なんとかっこいいことか!

彼が現れるまでのサッカーは、「僕攻める人、君守る人」というのが一般的でした
(我々も小学時代からそのように教わってきました)が
現在の「全員攻撃・全員守備」を最初に成功させたのが70年代のオランダのクラブチームアヤックスであり
74年のワールドカップ オランダ代表だったのです。
(中学時代、サッカー部でこのトータルフットボールを真似てみましたが20分と持ちませんでした。
キーパー以外の10人が最前線と最後列を往復し、20人でプレーをするようなものですから、そりゃ無理です)

そして、そのアヤックス&オランダ代表の中心となったのがヨハンクライフというスーパースターです。
それはプレーだけでなく、その個性的過ぎるパーソナリティからも秘話に絶えませんでした。
試合のハーフタイム中に煙草を吸っていたとか、
代表のユニフォームを自分だけ特別製で3本線で有名なアディダスを2本線にしたとか、
王室の人に懇願されたにもかからわず、「ワールドカップは一回で充分」と言って
あっさり次の代表を辞退したとか・・・

そんなクライフとオランダ代表の最初で最後にして最高のプレーが、74年の準決勝、対ブラジル戦です。
決勝戦は、皇帝ベッケンバウアー率いるチームプレー一筋「真面目サッカー」西ドイツに終始マークされ、
あまり面白くないゲームでした。
(しかし当時のオランダに勝つとは、面白くなくても優勝した西ドイツはさすがです)
このブラジル戦の個人技×個人技は、今もベストゲームと語り継がれています。

是非一度このブームの時期に見てください。
植田茂夫でした


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