合併問題
2004/07/07 氏田 裕吉 (毎週月曜日)
心のこもったメッセージをお伝えします。
最近、プロ野球の近鉄とオリックスの合併問題が
世間を騒がしております。
合併や1リーグ制など球団オーナーの意見も
様々です。
ニュースを見ていて感じることは、プロ野球の世界
が閉鎖されている世界に見えます。
せっかく買収を提案する会社が現れたのに、交渉の
テーブルに付かなかったり、巨人の渡辺オーナーの
一存で決まるオーナー会議、選手会の意見を尊重せ
ずリストラを決めてしまうところなどが、そのいい
例です。
プロ野球を持つオーナー会社が昔からの古い企業が
多いというのも理由の一つかもしれません。
伝統を重んじるのはいいのですが、それにしがみついて
いると新しい発展はないのではないかと合併問題の
ニュースを見て感じます。
ある評論家も「このままではプロ野球はだめになる」
と言っておりました。 私も同感です。
我々のような野球だけに限らず、サッカーなど他の
スポーツもよく見る世代が育っていく中で、プロ野球
はどうなっていくのか?
今回の合併問題の行く末がそれを示しているような気が
しております。
元気があれば何でもできる。 今日もがんばっていきましょう。
氏田 裕吉