辻回し

2007/07/17  益田 康之 

今日7月17日は、
関西人にとっては祗園祭のハイライト「山鉾巡行」の日です。
今年は火曜日で、豊中店の定休日に当たりましたので、
見に行くことにしました。

32基の鉾と山の巡行順序は、くじで決まりますが、
長刀鉾は「くじ取らず」で常に先頭を行きます。
この長刀鉾が四条烏丸を出発するのが9時なので、
「辻回し」の行われる四条河原町に8時45分頃陣取りました。

待つこと暫し、
四条麩屋町で注連縄(しめなわ)切りを済ませた長刀鉾が、
コンチキチンのお囃子と共に、
群衆整理の婦警さんの言うとおり、
「とろり、とろり」と近づいてきます。

そして、四条河原町の交差点で90度回転する
「辻回し」が行われます。
鉾には、自動車のようなディファレンシャルギア
といったような機構はないので、
車輪の下に竹を敷き、水を撒いて、
力任せに引きずって回すのです。
祇園祭で一番勇壮な場面です。

勇壮とは言っても、90度回すのに3回は掛かり、
その度に竹を敷き直すのですから、
まだかいなぁ、と思ってしまいます。
ただ、その内にこのテンポに慣れて
さすが、みやこの祭だと感じ入りようになります。

そして、12トンもある鉾が、
四条通りから河原町通りに向きを変えると、
期せずして拍手が巻き起こります。

万事がこのようにゆっくりと進行するので、
「動く美術館」と言われる豪華な前懸け、胴賭けを始め
中国の故事に倣った飾り物や異国情緒豊かな絨毯も
十分に楽しめます。

祗園祭は、平安時代に、当時流行した疫病を祓うために
始まったそうです。

今年からは天変地異も、天の水、地の揺れを小出しにして頂き、
自然を優しくして貰う方にもご利益がありますようにと、
3時間立ち尽くしながら祈りました。

豊中店の益田でした。


Comments: 0件 Tags: 

カレンダー

2007年7月
« 6月   8月 »
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  
投稿 (RSS) 投稿 (RSS) 投稿 (RSS)

バックナンバー

スタッフブログの最新記事


リンク集

最近のコメント

    サイト内検索


    Go Top