レンジローバーの天井をリフレッシュ!

2011/01/09 <輸入車> 修理事例


こんにちは

工場のかとうです。

 

年末年始は飲み過ぎ注意!

「忘年」会に「新年」会と、年が変わるだけで、飲み会が続きますが、

ようは理由をつけて飲みたいだけな気がします。

自分は昨年大晦日に、飲み過ぎて元旦からしんどくなり、

今年は少量のお酒でのスタートとなりました。

羽目を外して飲むのはホントに楽しいのですが、

後のしんどさは年を追う毎に、辛くなって行きます。

まだまだ新年会も続きますが、体調、年齢に有ったお酒をいただきましょう。

 

今年のスタートは、レンジローバーで。

年末から、クラッシックレンジ、セカンドレンジ、ディフェンダーにフリーランダーと狭い工場に

図体の大きい車両が並んでいます。

 

ローバーシリーズ?第一弾はクラッシックレンジの天井張り替え~♪

1987年式の天井はスポンジがめくれて垂れさがり、

サンルーフを開閉すると、ネチャったスポンジが頭上から降ってきます!

交換か、張り替えか?となりますが、今回は僕のお勧め張り替えにて。

まずは付属品をとりはずし、サンルーフパネルからルーフトリムまで取外します。

外した天井は…置き場がなくレッカー車の荷台に避難。

土台のボードと布の間に、手触りを良くするスポンジを挟んでいますが、

これが劣化して剥離してしまいます。

端から端まで剥がれ落ちて、向こう側が見えています…

垂れさがってしわくちゃになっていたサンルーフのトリムボードは

付いている部分が殆ど残っていませんでした。

布をめくり、スポンジを綺麗に除去して、アメリカ製の新品の生地を貼り付けます。

こちらのレンジローバーは幅広に成りますので、通常の車両よりも割高です。

カタログ上でも唯一のご指名です!

***何故交換よりも、張り替えがお勧めかと言うと、

価格の差も当然ありますが、年数が経ってきた車の場合、

長期間段ボール箱に入れられて、保管してある新品は、

型崩れがあり、なかなか車両に天井にフィットせず、そのため仕上がりもしっくり来ず、

端の方や、細かい部分がきっちり合わず、「苦情」「クレーム」…の原因となっちゃうので。

(新しい車は新品交換で、何も問題有りません。価格差だけですね)

張り替え完了!

張り替え後、すぐに付ければ良いのですが、段取り上旨く行かず、置き場所に困る~!

手をゴシゴシ洗って、頭にタオルを乗せて取付開始~。

張り替え後の天井は、フワフワのスポンジ状なので、指で強く押すと凹んでしまうため、

取付に気を使います。

綺麗な天井に成りました♪

取りつけてしまえば余り目に付きませんが、シートを倒して眺めていたい綺麗さです♪

しかし、綺麗な天井の周りには、フニャフニャになった、ピラートリムとサンバイザー。

気になったらあとは徐々にリフレッシュしていきましょう~♪

 


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ポルシェカレラ911の「高速でハンドルの振れ」を調整。

2010/12/19 <輸入車> 修理事例


こんにちは、

工場のかとうです。

 

ローバーミニが久しぶりに入庫しました。

BMWでは無く、

デス♪

カート上がりの自分には、このMINIのクイックなハンドリングと

ノーサス状態の様なサスペンションがカナリ好きです♪

入庫内容は足回りからの異音で、フロントハブのベアリングを交換。

車内にお邪魔すると、懐かしいチョークレバーが。

ちなみに左がチョークレバーで、その次はブレーキの警告灯。

殆どの車は、キーONで点灯しますがこの車は手動でスイッチを押して、球切れ確認です。

続いて、リヤガラスの熱線スイッチに、ハザード(非常点滅)、ヘッドライトスイッチ。

右端はヒーターバルブのコントロールで、引っ張ると温く、押し込むと冷たく。

下にはON⇔OFFのみのヒーターブロワスイッチ。(強弱調整無し!)

オフ、スクリーンは分かるのですが、「CAR=車ってなんやネン!」と当初思っていました。

右の方には見慣れないスイッチが…

リヤフォグランプスイッチの横にはキャンバストップの開閉スイッチ!

現役で、ちゃんと動きます♪

この天井のおかげで、車検証の型式には「改」の文字が。

このハンドルも、お洒落でかわいいです♪

入社当時の初めて乗った時には、中からドアの開け方が分かりませんでした。

異音を直して、試乗にGo~。

好きな筈のハンドリングが…

ハンドルグラグラです…

ステアリング位置をセンターに持ってきて、ステアリングギアボックスの

取付ナットをキュキュっと締付け!

クイックなハンドリングが復活しました♪

 

と、やっとここからポルシェ911カレラ(964)のハンドルの振れの続きです。

???km/hでハンドルが震える。

ホイールバランスが怪しいので、まずはタイヤを外してバランスの点検から。

まずは右前、内側と外側が10グラムと15グラムずれていたので、バランスウェイトで調整。

次に左前のホイールをバランサーに掛かると!!!

おむすびタイヤの如く、異型な感じに廻っています!!!

原因はコレ臭いので、一旦タイヤとホイールを分離し、

印を付けて、組み付け位置をずらします。 まずは180度。

**タイヤとホイールの質量を測る超高価なバランサーをお持ちの所なら、

一発でジャストの組み付け位置が出せますが弊社には有りませぬので、勘です…**

これでピタッと回れば良いんですがそうはナカナカ。

次は左右に90度づつずらして回してみます。

まっすぐに回る方から、次は20度程づらして…

と、何度かホイールとタイヤの組み付け位置を調整して、一番ましかな?

と思える所でバランスを取ってみると!

内側にほんのちょっとのバランスウェイトで、完成!

右に比べるとまだ若干振れが見られますが、工賃との兼ね合いもあるのでここらで終了~。

ご要望の???キロでの試乗はお客様にお任せしてお渡ししました。

*以前に阪神高速堺線の制限速度が50km/hと知らずに、

高速試乗を覆面に付けられ、点数がOH!NO!なのでm(__)m*

バッチリ!と思っていましたが、高速走行後の返信メールには…

「???キロ付近では、気に成らない程度の小刻みな震動は有るような気がする」と言う事でしたorz

(あともうちょい???それとも、すでにタイヤが異型に成ってしまった???)

 

何度も組み換えをしなくても、一発で組み付け位置が出る、あのスーパーバランサー。

かなり欲しいけど、使用頻度は年に1回?では、買ってもらえません。   ブッブー#

 

おかげ様で私どものブログを見て頂ける方が増えてきております。
個別のお問い合わせを頂く事もございますが、日々の業務の関係上、
ご回答は致しかねますので、ご了承下さいませ。

また、お電話でのお問い合わせ等はご遠慮頂きますよう、
どうぞよろしくお願い申し上げます。


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ヘッドライトレンズの、黄ばみ&曇りをリフレッシュ♪

2010/12/12 <輸入車> 修理事例


こんちわ

工場のかとうです。

 

先日、古くからの友人より、突然「バイク積むラダーを貸して」と連絡有り、貸してあげました。

自分の周りのバイク仲間は、若ゾーからおっさんに至るまで、決まって必ずボンビーメンで、

「車検や!」「走行会や!」「事故した!」「故障や!」と何かあれば、タダで部品や道具の貸し借りは当たり前の世界。

しかし、そんな世界とは知らずにこの友人は、ラダ―を返す時に、なんと

を、買ってきてくれました!

あこがれの「いいちこ」! 今年で2本目です♪

 

今回は~、前回続きの911予定でしたが、サービスキャンペーン商品の紹介に変更です。

歩行者保護などから最近ではかなりの数になってきたプラスチックのヘッドライトレンズ。

新しいうちは良いんですが、どうしても黄ばみやくすみが出てきて、汚くなってきます。

中古レンズの組み換えや、安いレンズの交換を続けてきましたが、

ついに弊社も研磨道具を揃えました!

今回の入庫車両はV.W.パサートです。

屋外ガレージに置きっぱなしで、かなりの白内障状態です。

かなり濁って、曇って、黄ばんで白濁しています…

これを、よみがえらせます。

まずは、加工しない部分を養生します。

養生が済めば、まずは表面を荒削り~!

これで、大まかに黄ばみとくすみ(白濁)を除去します。

続いて磨き傷消し~。。。。。。。。。。

 (・・・・・・・企業秘密作業・・・・・・・)

磨き傷を一掃すれば完成~♪

どぅ~でぃ~ス♪

なんか、うそのCMを見てるみたいに綺麗になりました。

アップにしても、中までくっきり!

2~3年位新しく見えます♪

なかなかやりがいのある仕事です♪

ただ今、サービスキャンペーン実施中で、一台税込¥21000也~。

年末コーティングのお共に、是非よろしくデス。


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コラード君の油圧クラッチパイプのオイル漏れを修理

2010/11/14 <輸入車> 修理事例


こんにちは

工場のかとうです。

 

ETCのセットアップ作業をしていると、

 ベンツの前後軸の重量配分の良さに、関心します。

今回のセットアップ作業は、二人乗りオープンカーの前モデル、R129の600SLです。

セットアップを作業で、車両情報を入力していくと、感心する事が。

R129は高さが「129cm」でした##

 

30万キロを目前に、コラード君のご機嫌が悪いです。

先日、エンジン回りをスキッと治して、ご機嫌でお乗り頂いていると思ったら、

今度はクラッチペダルのタッチがおかしく!?

走行するのがヤバくなってきたようなので、レッカーで取りに伺いました。

**弊社は東京海上日動火災さんの「お車搬送時選べる特約」や、

       三井住友海上さんの、「運搬・搬送・引き取り費用特約」で、

            お伺い出来ますので、お気軽に及び立て下さい♪**

 現地へ到着、クラッチを踏んでみると、ペダルが奥の方へ。

前に治したペダルが再度故障したのかなぁと見てみると、クラッチオイルが漏れていました。

パイプを取り外し、単体にして液圧をかけてみると、

針のような無数の巣穴から、シャワーのように八方へ飛び散る!!!

 じゃぁこのパイプを取り換えようにも、部品は国内無しで、取り寄せても結構なお値段。

何か合わないかと、解体屋であれこれ見てみるが、上手くブレーキパイプとは合わず…

時間が経つがなかなか治すすべが見つからず、、、修理へ。

以前巣穴が一つだった時にはハンダを流して埋めましたが、

今回は無数に空いているので、銅を流してみました。

この状態で液圧をかけると… OK!

でこぼこ表面をヤスリで馴らして

再度テスト… OK!

車両に取付。

クラッチを操作させて点検。

一晩おいて点検。

乾燥状態!漏れなし!

と完成に成りました。

部品がすぐに無い。そこだけでは出ない。

こんな事が有るたびに、工作修理に成って行きます。

握るとクッキーの様に砕けてしまった電子カプラーは

粘土細工で復活♪

配線やホース、パイプを固定するようなプラスチック部品も、

熱と経年劣化でバラバラになってしまい、各部に針金で固定されています。

前回はベルトを換えようとすると、

クランクシャフトのシールからオイル漏れが…

オイル漏れは、シールの交換ですがオイルが付着したベルトも

どうせ外すなら、新品をと交換。

オルタネーター(発電機)も再生品ですが、2回交換しています。

 

エンストついでに、オイル漏れ、ついでにタイミングベルト、続いてクラッチ修理…

これでしばらく落ち着いてくれるかな?と収めて数日、

今度は、高速道走行中に、アンダーカバーがちぎれて、地面にゴーゴー…

 取付部分もあちこちが欠損していて、グラグラ状態。

もうすでに30万キロは超えられていると思いますが、次は目指せ40万キロ!?


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車検でリヤ・ホイールシリンダーをオーバーホール

2010/10/31 <国産車> 修理事例, <輸入車> 修理事例


こんにちは、

工場のかとうです。

  

今回は、車検の内容を。

最近は減ってきましたが、以前は良く有り、説明が難しい、

「ホイールシリンダーのカップ交換」を。

その名の通り、ホイールの内側にあるシリンダーに入っているカップキットを

交換するのですが、なかなかコレが口で説明するには…

足でブレーキペダルを踏み込むと、踏力がマスターバックにて増量され、

ブレーキオイルが各ホイールに分配され、そこでホイールシリンダーを

広げてドラムの回転を止めようとします…???

ややこいですね。

要はコレです↓

画像真ん中上に付いているのがホイールシリンダーで、

ブレーキを踏むと裏からブレーキオイルが流れ込み、左右にピストンが広がり、

左右に付いているブレーキライニングを広げて、ブレーキドラムに擦りつけて、

ドラムの回転を止めます。

 ん~画像が一枚有るだけで判りやすいです♪(俺だけ?)

このホイールシリンダーはブレーキを踏むたびに、外へ広がり、

ブレーキを戻すと内に凹む。

これを絶えず繰り返しているので、どうしてもピストンのシール部分が劣化します。

劣化してブレーキオイルが漏れると…効かなくなる!ので、漏れる前に

カップキット(ゴムのピストンシール、ダストブーツ等のセット)を取替ます。

まずは邪魔なライニング達を取り外します。

シリンダー単体になれば、ブーツを外し、ピストンを抜き取ります。

ブレーキオイルが入ったり出たりを繰り返し、熱を持って内部は

かなり汚れています。

こちらは綺麗に清掃をします。

取り外してピストンと底に付いているピストンカップ。

こちらもピストンは綺麗に清掃して、ゴムのブーツ、カップは新品に取替♪

手慣れると早いんですが、慣れるまでは結構時間が掛かります。

ちなみに油圧式クラッチにもレリーズシリンダーと言う似たものが有り、

そちらもクラッチを踏むたびにピストンが動き、やはりカップは劣化していきます。

車検で点検して交換するこの安価な部品。

口で説明するとなるとなかなか難しい部品です。

万が一ブレーキオイルが漏れて、ブレーキフルードが減ると、

メーターに「赤」で、(○) とか (P) で、表示されますので

 その際は早急に修理必要です!メーター表示の「赤」には要注意です。


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アルファロメオのフロントブレーキパッドを交換

2010/10/03 <輸入車> 修理事例


こんにちは。

工場のかとうです。

 

今回は、ご紹介でご入庫頂いた、アルファロメオ166のブレーキパッド交換編。

お客様より、「マニアな、お宅ッキーネタより、普通の修理の事を」とのご要望が高くorz

基本に忠実にブレーキパッド編を♪

ディスクブレーキの作動っていうのは、

タイヤと一緒に、ディスクローターって言う、金属の円盤が回転しています。

その回転している円盤を、ディスクパッドで挟んで押さえつけ、回転を止めています。

ん~自分で言ってて意味不明!?

ちょっとマニアな車、アルファロメオ166の画像を使ってご説明。

アルファロメオも164はかなり多かったんですが、166になり台数が減りましたね。

テールエンドもあまり見かけない珍しい感じ。

ホイールの奥に見えている丸いレコード盤の様な円盤がディスクローターです。

↑あの円盤をパッドで押さえつけて、回転を止め、車を止めようとします。

タイヤを外すと、

点検がしやすくなります。

車検、点検時にパッドを押さえつける、キャリパーの隙間からディスクパッドの残量を点検します。

単体にしてみると、

左側は全く残量が見えません。

ちなみに新品なら

残量も10ミリ以上有ります。

 こちらの車両は、点検等ではなく、「走行中の異音」についてのご入庫でしたが、

ディスクパッドはすり減って無くなり、パッドの土台部分でローターを傷つけ、

異音が発生していました。

異音が発生してもしばらく乗られていたのでしょう。

表面が削れ、薄くなってしまっているため、交換になります。

擦り減って、使いきったディスクパッドは

上側(ディスク外側に来る部分)に若干パッドが残っている物の、

真ん中から下(ディスクの内側に来る部分)は全くパッドが残ってませんでした。

異音が鳴り始めて、すぐにご入庫頂ければ、交換しなくとも、「研磨」と言う、

表面を削って、まっすぐに加工をすることにより、再利用が出来ますので、

ブレーキに異音を感じたら、お早めにご入庫下さい♪

 でも先ず定期点検にご入庫頂いていれば、残量を確認し

ご案内しますので、ご安心を。

セクシーナイスバディーの406はブレンボ装着!

良く効きそうですが、値段も高そうですね~


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ランドローバーディスカバリーのパワーウィンドウ修理

2010/08/08 <輸入車> 修理事例


こんにちは。

工場のかとうです。

 

今回は、ランドローバー/ディスカバリー

運転席の窓が動かなくなりました。

作動させてみると、ドアの中で「ウィーン」と作動音が…

モーター配線周りは問題なさそうです。

まずはドアの内張りを取り外し。

ドアの中に、何やら部品が落ちています!

スポット溶接が外れて、レギュレター(上下部品)が破損していました。

お客様に連絡を入れ、「交換」か「修理」か。

結構悩んでおられましたが、「2回修理しても、交換より安いな!」と

今回は、修理方向にて♪

まずは、位置決めから。

この3つの型の通りに取り付ければ良いのですが、

少しでもずれると、動きが渋くなっちゃいます。

位置決めをして、ガス溶接で借り付け。

本付けは…ガスでは強度が心配だったので、

冷えたジュースを持って近所のF鈑金さんへ。

長らく使っていないという道具をひっぱり出してもらい、作業開始!

ビビッ!バチバチ!!

元の三か所だけでは、数年で取れてしまったので、

サイドの部分にも、余分にガッツリ溶着!!!

純正の倍位の強度になったんじゃないでしょうか♪

多分、車が朽ち果てるまで潰れる事は無いと思われる

自信たっぷりの仕上がりでした♪

 


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誠に申し訳ございません。 修理関する業者様からのお問合せ,お電話でのお問合せにはお答え致しかねます。

ご了承のほど、どうぞよろしくお願い致します
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