2007/04/30

「バイオガソリン」試験販売開始


地球温暖化対策として期待される代替燃料「バイオガソリン」が、
4月27日より、まず首都圏50箇所のガソリンスタンドで試験販売を
始めました。

バイオガソリンとは、植物生まれのバイオエタノールと、石油系ガス
のひとつであるイソブテンを合成した「バイオETBE」という物質を
配合したガソリンで、従来のレギュラーガソリンとまったく同じ
使い方ができます。

バイオエタノールも燃やせばCO2を排出しますが、植物が成長する
過程で吸収した大気中のCO2が再び放出されると考えられるため、
新たなCO2排出量はゼロとみなされ、環境にやさしいガソリンとして
注目を集めています。

ただし、原油価格高騰に伴う石油代替燃料として注目が集まる一方、
原料が穀物のため増産は食糧問題の引き金にもなりかねない
との声も上がっています。

多くの輸入車の燃料は無鉛プレミアム ガソリンを使用するため、
現状では「バイオガソリン」の使用は避けた方が賢明ですが、
選べるのであれば、バイオガソリンを選んでみたいですね。

石油連盟は今後、平成22年度までに全国4万8000店あるすべての
ガソリンスタンドで販売すると発表しています。

詳細:石油連盟 → http://www.paj.gr.jp/eco/biogasoline/


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