2011/06/06

発表:新型フォード エクスプローラー





























































エクスプローラー史上最大のチェンジ!

 5月24日、フォード・ジャパン・リミテッドは、本格SUV「エクスプローラー」の全面改良を発表。同日より全国の正規ディーラーで販売(予約受付)を開始した。デリバリーは本年秋の予定。
 今回の改良は、エクスプローラーの20年の歴史の中で最大規模のもの。ボディ構造はこれまでの“ボディ・オン・フレーム”から、より軽量なユニボディ(モノコックボディ)へと変更され、パワーユニットも従来モデルと同等の出力を発揮しつつ大幅なダウンサイズと燃費向上を達成した3.5L V6ユニットへとスイッチ。4WDシステムもセンターコンソールのダイヤルで走行モードの切り替えが可能な「テレインマネージメントシステム」を備えたインテリジェント4WDへと進化、さらなる走破性能と安全性能を獲得している。
 グレード構成はベースモデルの「XLT」と上級の「リミテッド」の2タイプ。価格は440~530万円となっている。

洗練度が増したエクステリア。

 新型エクスプローラーは、伝統的な本格SUVとしての実力をそのままに、最新のメカニズムやテクノロジーの投入で、走行性能、環境性能、安全性能のすべてにわたり大きく進化を遂げたモデルだ。
 エクステリアは、基本的に従来モデルのイメージを継承しつつ、ボディとの一体感を強調したバンパーやフロントグリルで、より洗練された個性的なスタイルへと変貌。インテリアには、乗員を包み込むようにセンターコンソールからドアまでがシームレスにつながるラウンドフォルムを採用。センターコンソール上の8インチディスプレイに運転に必要な情報を一元的に表示し、タッチパネルで直感的にコントロールできる「マイ・フォード・タッチ」により、よりスマートなエアコンやオーディオ、ハンズフリー携帯電話の操作が可能だ。またリアビューカメラも標準装備。後退時にはこのディスプレイで車両後方の視界を確認できる。

搭載エンジンはV6 3.6Lのみ。

 乗車定員は2-3-2配列の7名で、3列目シートは50対50の分割可倒式。また上級グレードのリミテッドはリモコンやスイッチ操作でリアゲートの開閉が可能な「パワーリフトゲート」を採用、使いやすさに配慮している。
 エンジンは、従来モデルの4.6L V8エンジンと4L V6エンジンから、新開発の3.5L V6に一本化。最高出力は従来の4.6Lエンジンに並ぶレベルの294psを発生しつつ、低速走行時など、エンジンへの負荷が小さい領域で燃料供給を絞る「ADFSO」、新採用された6速ATなどで、大幅な燃費の向上を達成した。
 4WDシステムには「サンド」、「マッド&ラット」、「スノー」、「ノーマル」の4モードからなる「テレインマネージメントシステム」を備えたインテリジェント4WDを採用。ヒルディセントコントロールも搭載し、滑りやすい急勾配でも、ハンドル操作だけで安全な走行が可能だ。
 SUV購入を検討している人には、今年の秋が待ち遠しい秋になりそうだ。

(モーターマガジン)

http://goo.gl/yJHK0


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