2011/09/04

次期Bクラス、ツインクラッチ式ミッション搭載





















































独ダイムラーグループは、次期“メルセデス・ベンツBクラス”の概要を発表した。

 9月のフランクフルトショーで初公開される次期Bクラスは、内外装デザインのみならず、プラットフォームから一新されるなど大きく生まれ変わる。ちなみにそのプラットフォームはAクラスの次期モデルと共通で、同セグメントにおけるFF車のベンチマークとなることを目指して開発されたもの。当然、内燃エンジンの代替パワートレインの搭載も計画されているはずだ。

 ボディサイズは全長4359mm×全幅1786mm×全高1557mm。現行モデルと比べると89mm長く、11mmワイドで、48mm低い伸びやかなフォルムとなる。ちなみに空力性能の目安となるCd値は0.26と優秀な値を実現している。

 サイズアップにより室内スペースも拡大しており、後席の足元スペースはEクラスやSクラスなど上級クラスのそれを凌ぐレベルという。また荷室容量も現行モデルより178リットル広がり、666リットルを確保するなど実用性の向上が図られている。

 インテリアは、メルセデス・ベンツの最上級モデルであるSLS AMGからデザインエッセンスを受け継いだダッシュボードにより、質感アップが図られるのがポイントだ。

 エンジンは、第三世代の直噴システムを採用した新設計の1.6リッターターボユニットが搭載される。このエンジンは「B180」(最高出力122hp、最大トルク20.4kg-m)と「B200」(最高出力156hp、最大トルク25.5kg-m)の2グレードに搭載される。

 Bクラスのもうひとつのトピックが、トランスミッションがCVTに代わり、新開発のツインクラッチ式トランスミッション「7G-DCT」が採用されること。

 高効率の新世代エンジンとデュアルクラッチトランスミッション、そしてアイドリングストップ装置の採用により、優れた環境性能を実現したBクラスは、欧州では11月に発売が開始される予定となっている。

(carview)


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