前の対談 次の対談 戻る | よみうり情報・住吉2001年2月より | ||
★ゲスト 奥田 靖己さん<プロゴルファ−> | |||
★ホスト 氏田 耕吉 (ウジタオートサロン代表取締役) |
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奥田 靖己(せいき)さん 平成5年の「日本オープン」では尾崎将司を抑えて日本一になった。 プロゴルファーとしての生活、「全英オープン」を目指す心構え、アマチュアがスコアを上げる秘法などをうかがいました。 JAPAN GOLF TOUR |
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ゴルフも人生も、ある程度のレベルに達した後は |
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ナイスショットではなく、ミスショットを意識して何回も打てるようになれば、 |
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氏田 小さい項からお父さんにゴルフを教えられ、「甲南大学ゴルフクラブ」で活躍された後に、プロゴルファーの道を進まれたとお聞きしていますが、奥田さんにとってゴルフはどういう存在ですか。 |
氏田 そういうことが一番大切なことなのでしょうね。 |
悪い球が出たら「どうしてそうなったのか」もう1回打ってみればいいのです。ところがアマチュアの方は悪い球はもう打ちたくないので、打たないようにしようとするので、また出てしまうのです。ということは「その悪い球について分かっていない」ということです。練習の時に悪い球を何回も打ってみることによって、その悪い球が分かって初めてその球は打たなくなって、スコアは確実に上がります。 |
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『全英オープン』に出て優勝することが 目標で夢 |
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氏田 プロゴルファーの世界は厳しい世界だと聞いていますが。 |
「これだけの気持ちで振ったらどれだけのことが出来るか」「今の自分の状態であればこういうことが出来るだろう」というバロメーターをずっともっておけば上位二十位からは外れないでしょう。そういう感覚の問題が勝敗を分けます。 |
「日本のツアーの賞金ランキング三位以内」「春先の六試合の上位五人」という規定があります。きっと行けると信じています。 |
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その感性を出すような方向へ今年は自分を持って行こうと考えています。たとえば天候の悪い日にゴルフ場に行ってやってみればフォームだとか何とか言っていられませんから、「こんなものか」という感覚が生まれるのではないかと思うのです。 |
一般に「ゆるむ」といけないと言われていますが、「ゆるむ」あるいは「ゆるめる」ことが大事だと思います。もちろん頑張った人がゆるむことが必要なので、頑張らない人がゆるんだのでは何もありませんが。 氏田 私がいつか仕事で忙しくて、いろいろあってパニックになって「いつ精神的につぶれるか分からない」と言うと、家内が「いっそのこと、つぶれるまでなにもしないでいたらどうなの」と言ってくれたのですが、同じ意味ですね。 |
奥田 そうでしょうね。計画を練らないで突発的にやったり、思い切りゆるめたり、「なまくら」をするということは、ゴルフでも人生でも大切なことではないでしょうか。 氏田 ありがとうございました。 |
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