市川 博邦さん

ゲスト 市川 博邦さん <帝塚山音楽祭実行委員長・㈱市川商会代表取締役>
ホスト 氏田 耕吉 (ウジタオートサロン代表取締役)

市川 博邦さん 略歴

t09t昭和32年生まれ。住吉幼稚園、住吉小学校、住吉中学校、追手門学院高等学校を経て、追手門学院大学経済学部経営学科卒、コンピューター関連会社を経て(株)市川商会入社、現在に到る。

今年で十五年目を迎える「帝塚山音楽祭」は六万人が参加する大きなイベントになりました。スタ-トからフリーマーケットに出店され、フリーマーケット担当委員、サブ・ステージ担当委員、メインステージ担当委員などを経て、平成十年から実行委員長として活動しておられる市川さんに今年の特徴、今後の展望などをうかがいました。
帝塚山音楽祭事務局 TEL:06-6678-0022

http://www.tezukayama.com/ongakusai
http://www.flamenco-jp.com/

今年のイベントは「共通チケットでライブハウス(生演奏のお店)を一軒ずつみてまわってみませんか」現在、十六・七店舗のライブハウス参加予定

 

地元の人がお店を出して、地元の人が見に来て、いつも万代池を散歩している人が参加する、ほのぼのとした音楽祭に



t09u氏田 平成十年から、四代目の実行委員長をしておられますが、基本的な方針はどのようなことですか。

市川 帝塚山の地元のみなさんの応援があってこそ成り立っているお祭りですから、地元の方々が自慢してくれる様なお祭りにしたいと考えています。 また、街の人たちみんなが音楽祭を「自分たちのお祭り」として楽しむ場を、私達実行委員が提供する事で、街づくりのきっかけとなればと思って活動しています。

例えば、これまで知らなかった人と顔見知りになったり、会釈だけの間柄の人と音楽祭の話題で親しくなったり、もう一つの例としては、音楽祭の当日にバザーの出店者や来場者のみなさんに「ゴミは持ち帰りましょう」と呼びかけていますが、きちんと後かたづけをする事で「自分たちの万代池公園」という意識が生まれ、普段の犬の散歩でも糞は必ず持ち帰るようになる。そういった事がどんどん広がっていって、自分の事だけでなく周りの人の事や自分たちの住む街の事を考える様になっていけばと思います。

氏田 フリーマーケットのお店は地元中心ですか。

市川 そうです。万代池を中心に八千部をポスティングしてフリーマーケットに参加される方を公募しています。地元の人がお店を出して、地元の人が見に来て、いつも万代池を使っている人が参加して、みんながほのぼのとした感覚で、音楽祭が出来上がっていって、その上に外から帝塚山を愛する人達が来ていただければいいと考えています。

氏田 万代池公園のステージで地元のこどもたちの踊り、学生の方の吹奏楽、中年男性のカントリーソングの演奏などがあって、それを見ている人達がすごく楽しそうで、特にこどもたちが踊っているときのお母さんたちの顔がとてもいいですね。解放的でほのぼのしていて、こういう姿が本当の音楽祭ではないかなと思います。

市川 土曜日のメインステージに地元の方達がステージに立たれるようになって、よりいっそうお祭りとしての意識が深まったように思います。 しかしながら、当日近隣のみなさんにご迷惑をおかけしていることも事実です。これらの問題を解消していかなくてはいけないと考えています。

プロのアーティストも、当日のスタッフもみんなボランティア。今年も「大屋政子バレエ研究所」「西野バレエ学園」「江口乙矢・須美子舞踊研究所」三大舞踊団が出演


氏田 今回は十五回目ですが、何か記念イベントを考えておられますか。

市川 イベントとしては今年はライブハウスの参加を多く呼びかけて、「共通チケットを買ってライブハウスを一軒ずつみてまわってみませんか」ということを、今年のテーマにしたいと思います。現在、十六・七店舗のライブハウスの参加が見込まれていて、過去最大の参加になると思います。
もう一つはスタートした当時の賑わいのある街づくりをすすめることに目を向けて、足元を固めたいと考えています。現在は帝塚山だけでなく日本全体がひどい不景気です。街の活性化のために今まで参加していたお店はもちろん、これまで参加きれていなかったお店にも参加を呼びかけて、帝塚山音楽祭を盛り上げたいと考えています。運営費の多くはパンフレットにお店の広告を載せていただいた広告料で成り立っています。広告を出してくださることで音楽祭を応援していただくとともに、街に賑わいを取り戻し、それが個々のお店の繁栄につながるようにしたいと考えています。

氏田 今年も三大舞踊団のステージがあるのですか。

市川 土曜日のステージに「大屋政子バレエ研究所」「西野バレエ学園」「江口乙矢・須美子舞踊研究所」の三大舞踊団が出演してくれます。これだけの歴史ある有名な舞踊団がボランティアで参加していただけるお祭りは他にはないでしょうね。帝塚山音楽祭だからこそできることです。
その他の出演者もプロのアーティストもすべてボランティアで、十数人の実行委員をはじめ当日のスタッフも、「中之島まつり」のスタッフや近所の年配のご夫妻、学生の方など六十人ぐらいのボランティアです。地元の方だけでなく、手伝ってやろうとおっしゃる方はどなたでも歓迎です。一緒に作り上げていく中で、輪が広がっていくことを楽しみにしています。

氏田 よく「十年偉大なり」と言いますが、まさに十年で一つの歴史が出来てきて、素晴らしい音楽祭として地域に根付いてきましたね。それには地元の桑名正博さんにも出演していただいたことも大きいですね。今年もそしてこれからも元気にやってください。ありがとうございました


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