2007/09/16
さらにパワフルなポルシェ「カイエンGTS」が登場
ポルシェは、カイエンにニューグレードを追加し、正規ディーラーを通じ、
9月18日から発売を開始する。
今回追加されるカイエンGTSは、IAAフランクフルト・モーターショーで
世界デビューを飾るこのモデルで、ダイレクト・フューエル・インジェクシ
ョン採用の4.8リッターV型8筒エンジン(405馬力、51.0kgm)を
搭載するとともに、車高も24mm下げられたスポーツタイプとなっている。
また、シャシーは専用開発され、電子制御ダンパーシステムのポルシェ
・アクティブサスペンション・マネージメントシステム(PASM)を標準装
備とし、カイエンでは初めてスチール製スプリングを組み合わせている
(オプションでエアサスも選択可)。また、最終減速比をカイエンSに比
べてローギヤード化(カイエンGTS=4.1:1、カイエンS=3.55:1)
することで、低速からの加速性能をアップ、わずか6.1秒で静止状態か
ら時速100kmに到達するという。さらにオプション装備として、ハンドリ
ングと乗り心地を向上させるアクティブ制御のアンチロール抑制システム
であるポルシェ・ダイナミック・シャシー・コントロールシステム(PDCC)も
用意される。
またエクステリアは、フロントマスクとリヤのデザインはカイエンターボと
共通となるが、ホイールアーチを14mm拡大し、カイエンターボよりも大
きい295/35 R21タイヤを装着する。さらにボディカラーに、専用色と
なるGTSレッドとノルディック・ゴールド・メタリックの2色を用意。インテリ
アでも、新開発の12?wayスポーツシートの装備や、レザーやアルカン
ターラ素材によってスポーティ感を高めている。
なお販売価格は、6速ティブトロニックS(左/右)が1062万円、6速M
T(左)が1020万円となる。 (朝日新聞)