2011/01/07
メルセデス Bクラス に5.5リットルV8のモンスター
メルセデスベンツのコンパクトカー、『Bクラス』。
同車に5.5リットルV型8気筒エンジンを載せた
ワンオフモデルが製作され、話題となっている。
このワンオフモデル、ショップのカスタムカーではない。
メルセデスベンツ自身が開発を手がけたという点が、
注目に値する。
メルセデスベンツのドイツ・ラスタット工場長の
ピーター・ウェスプ氏のアイデアを基に、
同工場の若手従業員が中心になって、
製作されたのだ。
このBクラスは、『B55』と命名。
Bクラスの小型ボディに、『Eクラス』のトップグレード、
「E550」用の5.5リットルV型8気筒エンジンを載せている。
載せたというより「押し込んだ」という表現が適切で、
ボンネット下には隙間なくV8エンジンが収まっている。
最大出力388ps、最大トルク54kgmを得たBクラスは、
まさにモンスター。
車両重量はベース車両に対して180kgプラスの
1620kgあるが、7速ATとの組み合わせで、
0-100km/h加速6秒以下という優れたパフォーマンスを
発揮する。
もちろん、足回りも強化されており、
旧『C32AMG』からブレーキを移植。
ローター径はフロント354mm、リア300mmと大径だ。
タイヤサイズは、前235/40ZR18、後ろ255/35ZR18で、
AMG製アルミホイールを装着している。
このB55、市販の予定はないとのこと。
若手従業員の士気向上という意味合いが強そうだ。
(YAHOO自動車)