2011/01/15
メルセデス Cクラス 2011年型
ダイムラーは23日、欧米向けメルセデスベンツ『Cクラス』の
2011年モデル(米国では2012年モデル)を発表した。
内外装の変更、環境性能や安全性能の向上などの改良を
受けている。
現行Cクラスは2007年3月に発売。
約3年半の世界累計セールスは100万台を突破している。
2011年モデルでは、好評のスタイリングに磨きがかけられた。
フロントでは、ヘッドランプのデザインが変わったことに気づく。
これは新型『CLS』など、メルセデスベンツの最新トレンドに
沿ったもので、LEDも用意された。
バンパーのデザインは一新され、新しいアルミボンネットに
よって軽量化も促進。リアはテールランプの配色を変えている。
インテリアは、ダッシュボードのデザインを変更。
ステアリングホイールやメーターも新しい。
トリムパネルはスポーティな「アバンギャルド」が
ダークアルミまたはブラックアッシュ、
ラグジュアリーな「エレガンス」がマットアッシュウッド
またはウォールナットを採用する。
2011年モデルの最大の変更点はエンジン。
全エンジンが「ブルーエフィシエンシー」仕様となり、
オートマチックトランスミッション、「7Gトロニック」の改良や、
2WD車全モデルへのアイドリングストップ採用の効果もあって、
燃費は最大で31%引き上げられた。
最もエコな「C220CDIブルーエフィシエンシー」は、
直噴2.2リットル直列4気筒ターボディーゼル
(最大出力170ps、最大トルク40.8kgm)を搭載。
欧州複合モード燃費22.73km/リットル、
CO2排出量117g/kmと、クラストップレベルの
環境性能を実現する。
2011年モデルのCクラスは、
2011年1月10日に開幕するデトロイトモーターショーで
ワールドプレミア。
欧州では1月から受注を開始し、
納車は3月からスタートする予定だ。
(レスポンス)