2008/05/01
GW直前、車の「ここ」に注意!
「バッテリー上がり3割超、目立つキー閉じ込み、燃料切れ」
JAF(日本自動車連盟)はゴールデンウィークを控えて昨年の同期間中の
救援データをもとにドライブ時の注意点をまとめた。
昨年4月28日から5月6日のロードサービス救援データによると、全国の
救援総数件数は7万5831件。その出勤理由は一般道路では「バッテリー
あがり」がトップで一般道路の35.2%を占め、続いて「キー閉じ込み」(同
17.1%)、「燃料切れ」(同10.8%)が上位を占めた。
高速道路では「タイヤのトラブル」が3割を占めた。 異物を踏んで発生す
るパンクのほか、空気圧が適正でないことから起こるバーストも多かった
という。
また燃料切れも1割に達しており、「残量を確認していなかった」や「もう少
し走れるだろう」といった思い込みにより、道路上でストップする例が多いこ
とをJAFでは警告している。
また、JAFではロードサービス救援の際、車両の点検を実施する「安全・
安心支援活動」を昨年4月から実施しているが、62万件の点検の結果
15万件が応急処置か修理が必要だったという。 このうち43%が空気圧不
足や磨耗、ひび割れなどタイヤの不良で、バッテリーの液不足なども17%
あった。
こうした点を踏まえ、JAFではドライブ前にタイヤやバッテリー、燃料残量な
どを中心にしっかりした点検をするよう呼びかけている。
<2007年 GWのロードサービス救援依頼内容>
●一般道路
第1位 過放電バッテリー 35.16%
第2位 キー閉じ込み 17.11%
第3位 タイヤのパンク(バースト、エア圧不足含む) 9.9%
●高速道路
第1位 タイヤのパンク(バースト、エア圧不足含む) 27.97%
第2位 燃料切れ 10.82%
第3位 事故 9.36%
(日刊自動車新聞)