2011/04/22
パイオニアとNTTドコモ、スマホ対応カーナビサービスを21日から提供開始
パイオニアとエヌ・ティ・ティ・ドコモは14日、スマートフォン(高機能携帯電話)に対応するドライバー向け情報提供サービス「ドコモドライブネット」を21日から開始すると発表した。無料で利用できる「ドコモドライブネットアプリ」、有料の通信契約「ドコモドライブネット」、カーナビとして本格利用するためにGPSなどのセンサーを内蔵したクレイドル(取付台)をそろえて対応する。21日から6月末までは、契約月から3カ月間の月額利用料を無料とするドコモドライブネットの体験期間も設けた。
ドコモドライブネットアプリでは、最新のドライブ専用地図や自車位置の表示、周辺施設検索などが無料で利用できる。これに通信契約(月額315円)を加えることで目的地までのルート検索が行えるカーナビとして使え、駐車場の満空情報やガソリンスタンド価格などの最新情報も得られる。
さらにGPSおよび加速度、ジャイロセンサーを内蔵するパイオニアの「カロッツェリア・スマートフォンリンク・ナビクレイドル」(SPX―SC01、価格1万5750円)と適合するスマートフォンを接続すれば、GPS電波が届きにくい場所でも正しく自車位置を表示。
パイオニアが展開する「スマートループ渋滞情報」にも対応。VICSの約5倍相当の情報を提供し、本格的なカーナビとして利用できる。
(日刊自動車新聞)