2009/08/23
GM、プラグインハイブリッド構想を発表
米ゼネラルモーターズは、2011年にSUVタイプのプラグイン
ハイブリッド車を市場に投入すると発表した。
ニューモデルは5人乗りのSUVで、予定通りに発売されれば、
主要メーカー初のプラグインハイブリッドSUVとなる可能性もある。
GMの発表によると、新型SUVは、2010年後半に2.4リッター
直噴ガソリンエンジン搭載車が登場し、翌2011年にプラグイン
ハイブリッド車が追加される予定となっている。
プラグインハイブリッドは、エンジンとモーター、バッテリーを搭載し、
バッテリーは、家庭用電源からコードをつないで充電が可能。
EVとの違いはエンジンによる駆動・発電が可能な点で、EVとして
機能する一方、ハイブリッドカーのようにも使える。
搭載されるパワーユニットは、“ボルテックシステム”と呼ばれるもの
で、家庭用の110V電源で4~5時間で充電可能。
このシステムは、2010年に発売予定のシボレー・ボルトのものが
ベースとなっており、EVモード(モーターのみの駆動)で約16km走行
できるという。
同システムは、ガソリンエンジン以外のパワーユニットを組み合わせ
ることも可能で、様々な動力源で発電・駆動を行うことを想定して作ら
れている。
その汎用性の高さから、今後様々な車種に搭載される可能性が高い。
(朝日新聞)