2008/09/14

新型ルノー・メガーヌが本国で発表


 仏ルノーは、今秋本国でフルモデルチェンジ予定の新型メガーヌの
写真と概要を発表した。正式デビューは10月開催のパリサロンとなる
見通しだ。

 メガーヌは、西ヨーロッパ最大の市場である欧州Cセグメントにルノー
が投入するコンパクトモデル。競争が激しい同クラスにおいて、メガーヌ
は約1/3の市場シェアを誇る。メーカーにとって失敗が許されない重
要なモデルだ。

 新型の特徴は、第一にスタイリング。そのブランドにとって重要な基幹
モデルは、保守的なデザインとなりがちだが、新型メガーヌはそれまで
のモデル同様、個性的なスタイルで登場した。

 サイズは、全長が約4.30m、ホイールベースが2.64mということ
以外は、現状ではまだ公表されていない。サイズは若干大きくなるよう
だが、軽量素材の多用などにより重量は増えていないという。

 インテリアは、快適性と使い勝手といった実用性能を兼ね備えながら、
デザイン性や質感にもこだわったとのこと。

 安全性の面でも進化している模様で、2段階に展開するサイドエア
バッグを採用するなどの新技術を採り入れ、クラスでもっとも安全な
クルマが目指される。

 環境性能においては、排出ガスが少なく、燃費の良い新エンジン
や一部モデルにCVTを搭載するほか、重量ベースで車両の95%を
リサイクル可能な素材を使用。環境負荷の少ないクルマが目指され
た。

 新型メガーヌはヨーロッパでは2008年11月に販売が開始される
予定。2010年までにはボディバリエーションが6タイプに増える予
定だ。                            (朝日新聞)


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