2008/09/19

メルセデスが新しいコンセプトカーを発表

 メルセデス・ベンツは10月のパリサロンで、最新のデザイン
スタディ“コンセプト・ファシネーション”を世界初公開する。

 コンセプト・ファシネーション”は、使い勝手のよい実用的な
ラゲッジルームを備えたクーペをイメージしてデザインされた
クルマ。ステーションワゴン風のカタチをしているが、前のめ
りで今にも走り出しそうなウェッジシェイプデザインや、リア
エンドにかけて徐々に傾斜していくルーフライン、フレームレ
スで長く続くサイドウインドウなど、ところどころにクーペらし
いスポーティなプロポーションを見ることができる。

 また、それと同時に力強い走りをイメージさせるパワー感を
感じさせるディテールも多い。後輪を力強く駆動する様が表現
されたリアフェンダーの膨らみや、V字のキャラクラーラインを
強調したボンネットやリアゲート。リアバンパー内の左右に埋
め込まれたデュアルマフラーなどがそれだ。

 エンジンは、排気量2.2リッターから204psを生み出すクリー
ンディーゼルが搭載される。ブルーテックテクノロジーにより、
排出ガス内の有害物質を大幅に低減したメルセデス最新の
技術により、持続可能なモビリティを追求しつつ、快適で運転
の歓びを感じられる走りを追求したパワートレインだ。

 新しい時代を示唆するデザインやクリーンで先進的なパワー
トレインが、近い将来登場するニューモデルにフィードバック
されるのは間違いなさそう。はたしてそのクルマとは……?
                            (Carview)


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