2008/12/12

アウディR8にV10モデル登場

 独アウディ社が、アウディの最高峰スポーツモデル“R8”にV10
モデルを追加し、ドイツでは2009年に販売を開始すると発表した。

 アウディR8は、アルミボディ、ミッドシップレイアウト、クワトロなど、
アウディの先進技術を結集して作られたスポーツモデルだ。

エンジンは、これまで4.2リッターV8を搭載していたが、新たに5.2リッター
V10搭載の“R8 V10”が設定されることになった。

 搭載するV10は、S6やS8に積まれるユニットと基本設計は同じ。

ただしスペックはさらに向上しており、最高出力525hp、最大トルク
54.1kg? mを発生。リッターあたりの出力が100hpを超えるとい
う、この時代のクルマとは思えないほどハイパワー主義のクルマだ。

 トランスミッションは、S6やS8にはATが組み合わされるのに対し、
R8 V10には自動モード付きの2ペダルMT“Rトロニック”と、6速
MTが設定される。ちなみに欧州の計測方式による燃費は、100km
あたり13.7リッター(=約7.3km/L)と公表される。

 このエンジンは重量が軽いのも特徴で単体重量が258kgと、
4.2リッターV8と比べ、31kgの重量アップに過ぎない。

 本国ドイツでは2009年第二四半期に販売が開始される予定で、
価格は14万2400ユーロから(約1708万円?/1ユーロ=120
円で計算)となっている。                 (朝日新聞)


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