2009/12/01
BMW、待望の5シリーズグランツーリスモがデビュー
ビー・エム・ダブリューは、全く新しいセグメントを創出する新型モデル『BMW
5シリーズグランツーリスモ』を、全国のBMW正規ディーラーで、注文受付を開始。
デリバリーは、2010年1月末頃からを予定している。
『BMW 5シリーズグランツーリスモ』は、スタイリッシュで典型的なグランツー
リスモの伝統を受け継ぎながらも、現代的な全く新しいスタイルを目指し、ラグジュ
アリーな高級セダンや機能性の高いツーリング、多様性に富んだSAV(スポーツ・
アクティビティ・ビークル)、それぞれの長所を持ち合わせている。
エクステリアは、同社の4ドアモデルとしては初となるフレームレス・ウィンドウを
備えた4枚のドア、クーペのように伸びやかなルーフライン、ロングノーズ&ロング
ホイールベース、後方よりに配置されたキャビンにより、ダイナミックなスタイリング
を強調。
インテリアでは、内装品の形状やデザイン、インテリアの配色、選び抜かれた素
材により、ラグジュアリーで快適、かつ、ゆとりある広々とした空間を演出。後席は、
7シリーズと同レベルの足元スペースや、X5と同レベルのヘッドスペースが確保
されるとともに、左右独立リクライニング機構や最大100mmのスライド機構を備え
る。
また、同社初の2ピース構造のツイン・テールゲートが採用されているのも特徴
のひとつ。これは、荷物の積み下ろしの際の快適性と多様性を最大限に高め、小
さな荷物を積む場合はリヤウインドウ下の小さな開口部から、大型の荷物を収納
する際はボタン操作で開閉できる大きいテールゲートを使うなど、用途によって使
い分けることができる。
搭載するエンジンは、3.0リッターの直列6気筒と、4.4リッターのV型8気筒の
2種。3.0リッターの直列6気筒は新開発で、ターボテクノロジーと高精度ダイレク
トインジェクション、さらに無段階可変バルブ制御システムの“バルブトロニック”を
組み合わせる“ツインパワー・ターボ・テクノロジー”により、従来の直列6気筒ター
ボエンジンを上回る最高出力306ps、最大トルク40.8kg-mというパフォーマン
スを発揮。トランスミッションは、両エンジンともに8速ATとなる。
また、この新型エンジンを搭載する“535iグランツーリスモ”は、燃費・環境性能
にも優れ、10・15モード燃費で9.4km/Lを記録。現行の5シリーズと比較する
と、同レベルの出力の540iセダンよりも約23%も上まわる。
このほか装備面では、トップビュー/リヤビューカメラ、・バイキセノン・ヘッドライト、
アダプティブ・ヘッドライト、クルーズ・コントロール、地デジ対応TVチューナー付き
HDDナビゲーション・システム、Bluetooth対応ハンズフリー・テレフォン・システム、
ETC車載器システム、ダコタ・レザー・インテリアなど、充実した内容となっている。
■価格
535iグランツーリスモ:878万円
550iグランツーリスモ:1114万円
※写真は一部海外仕様を含む。
(朝日新聞)