2010/02/10

タイヤ保管 空気圧どう保つ?

タイヤ|保管|窒素ガス|平積み|カバー

Q)タイヤ保管 空気圧どう保つ?

冬用のタイヤを保管していますが、交換するときに空気圧が減少しています。
どう保管すれば防ぐことができるでしょうか。(北海道 へりますさん 63)

A) ガリバー自動車研究所所長 鈴木詳一

 ご質問の空気圧ですが、タイヤの空気が抜けないようにすることは
できません。

タイヤのゴムやホイールとの接合部、ホイールのバルブを通して
少しずつ抜けてしまいます。

 そこで、タイヤメーカーは、できるだけタイヤに負担をかけないように
保管することを推奨しています。

ホイール付きなら平積みでカバーなどを掛け、直射日光が当たらず
温度変化が少ない状態で保管するのが望ましいとしています。

 タイヤのゴムは温度変化や圧力で徐々に劣化し、本来の性能を
発揮しにくくなっていきます。

タイヤの性能を維持するためには、負担をかけずにそっと保管する
のが一番のようです。

 空気の代わりに窒素ガスを(充填)することもお勧めです。
窒素ガスはボンベから直接充填するため、空気のように余分な水分を
含まず、温度変化による空気圧の変化を防ぐことが可能です。

乗り心地も良くなるとのことなので、一度、試してみてはいかがでしょうか。

                                   (読売新聞)

コメントは受け付けていません。


Go Top