2010/04/19
メルセデスベンツ Cクラス、アイドルストップ搭載で燃費10%向上
ダイムラーは14日、欧州向けのメルセデスベンツ『Cクラス』に
改良を施した。
直噴4気筒ガソリンエンジンと6速MTの組み合わせが、
初めて実現。
アイドリングストップも採用され、燃費は従来比で10%改善された。
従来、Cクラスの4気筒ガソリンエンジンは、トランスミッションが
ATの場合のみ、直噴方式だった。
しかし今回、欧州で人気のMTでも、エンジンを直噴化。
さらに「ECO」と名づけたアイドリングストップを組み込んだ。
直噴1.8リットル直列4気筒ターボには2種類のチューニングがあり、
「C180CGIブルーエフィシェンシー」は、最大出力156ps、
最大トルク25.5kgmを発生。
アイドリングストップの効果もあって、欧州複合モード燃費は
14.93km/リットルと10%改善。
CO2排出量も157g/kmと、12%の改善を果たした。
「C200CGIブルーエフィシェンシー」は、
同じエンジンの高出力版を搭載。
最大出力184ps、最大トルク27.5kgmを引き出し、
欧州複合モード燃費14.7km/リットル、CO2排出量158g/kmと、
環境性能は良好だ。
ディーゼルの「C220CDIブルーエフィシェンシー」の
6速MT仕様にも、アイドリングストップの「ECO」を新採用。
直噴2.2リットル直列4気筒ターボディーゼルは、
最大出力170ps、最大トルク40.8kgmと強力で、
0-100km/h加速8.4秒、最高速232km/hの
パフォーマンスを実現する。
それでいて、欧州複合モード燃費は22.73km/リットル、
CO2排出量117g/kmと、Cクラスで最高の環境性能を備えている。
このほか、「C250CDIブルーエフィシエンシー」グレードに、
4WDの4マチックが新登場。
直噴2.2リットル直列4気筒ターボディーゼルは、
最大出力204ps、最大トルク51kgmと高出力寄りの
チューニング。
7速ATとのコンビネーションで、0-100km/h加速7秒、
最高速240km/hの卓越した性能を披露する。
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