2010/07/12

BMW初の市販EV、イメージスケッチ公開




BMWは2日、2013年に市販予定の小型EV、
『メガシティビークル』(仮称)のイメージスケッチを初公開した。

メガシティビークルは、BMW初の市販EV。

全長約4mの小型ボディに4シーターレイアウトを採用し、
都市部でのニーズに応えたEVを目指す。

日産が年内に発売する『リーフ』が全長4445mmだから、
ひと回りコンパクトなEVとなる。

同車の大きな特徴として挙げられるのが、軽量化のために、
量販車としては世界初のカーボンファイバー製パッセンジャーセルを
採用することだ。

BMWはSGLグループと共同で、低コストのカーボン素材の開発を
進めており、そのノウハウがメガシティビークルに応用される。

メガシティビークルのスペックは、現時点では公表されていない。

関係者によると、最大出力150psを発生するモーターを床下に搭載し、
後輪を駆動。

2次電池は蓄電容量35kWhのリチウムイオンバッテリーで、
最高速153km/h(リミッター作動)、最大航続距離160km程度の
性能が与えられるもようだ。

BMWが公表したイメージスケッチからは、
フロントにエンジンを置く現行BMW各車とは異なり、
ショートノーズの斬新なシルエットが見て取れる。

メガシティビークルは2013年、
BMWの下に位置する新ブランドから発売される見込み。

そうなると、BMWは思い切った価格戦略を打ち出す可能性があり、
EV普及への動きとして注目できる。

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