2010/12/19

フェラーリ、458チャレンジを発表










 フェラーリは、イタリアで開催されたボローニャモーターショーで、
458イタリアをベースにつくられたサーキット用マシン
“458チャレンジ”を発表した。

 フェラーリにとっての5代目のワンメイク用マシンとなる
458チャレンジは、ギアレシオの変更など専用チューンが
施されたF1デュアルクラッチトランスミッションや、
ロードカーとは異なるセッティングのEデフ
(電子制御リアディファレンシャル)、
F1トラックトラクションコントロールシステムの採用など、
サーキット走行専用の味付けが施されている。

 サスペンションは、ピロボールジョイント、
バネレートが高められたスプリング、
減衰力の最適化が図れたサーキット専用ダンパー、
センターロック式19インチアルミホイールなどにより、
ハンドリング性能の向上が図られている。

 また車高は458イタリアより50mm低くセットされる。

 車体は、カーボンファイバーやレクサン
(ポリ炭酸エステル樹脂)といった専用素材の使用により、
軽量化が施されている。

 これらの専用チューンにより、
458チャレンジはフィオラノのテストコースで、
従来モデル(F430チャレンジ)を2秒上回る、
1分16秒5のタイムをマークしたという。

                   (朝日新聞)


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