2011/07/31
Eクラスクーペ/カブリオレに新エンジン搭載
メルセデス・ベンツ日本は、2ドアクーペモデル“E350クーペ”とコンバーチブルモデル“E350カブリオレ”に、最先端の直噴技術“BlueDIRECT(ブルーダイレクト)テクノロジー”を駆使した新開発エンジンを搭載し、発売した。
このたび“E350クーペ”と“E350カブリオレ”に搭載された3.5リッターV6エンジンは、希薄燃焼(リーンバーン)と理論空燃比による均質燃焼、成層燃焼と均質燃焼を組み合わせた均質成層燃焼の各燃焼モードを切り替える“BlueDIRECTテクノロジー”を採用、出力&トルクアップとともに大幅な燃費向上を実現した。
またトランスミッションには、新設計のトルクコンバーターと油圧回路、粘度の低いトランスミッションオイルの採用により、レスポンス向上と低ノイズ・低振動のスムーズな変速や燃費向上を実現した7速AT“7Gトロニックプラス”を新たに採用。さらに信号待ちなどで自動でエンジンを停止し、無駄な燃料消費を抑える“ECOスタートストップ機能”も搭載されるなど、最新技術の組み合わせにより、環境性能の向上が図られた。
スペックは、 最高出力306ps/6500rpm、最大トルク37.7kg-m/3500~5250rpm。従来モデルと比べ、出力が34ps、トルクは2kg-mアップし、燃費は最大約47%向上と大幅な進化を遂げている。なお、“E350クーペ”と“E350カブリオレ”はどちらも平成22年燃費基準+25%、平成21年排出ガス基準75%低減レベルを達成し、エコカー減税にも適合(重量税/取得税75%低減、自動車税50%低減)している。
パワーユニットの改良とともに装備もアップグレードした。両モデルに標準装備されるCOMANDシステムは、パソコンからあらかじめGoogleマップで設定した位置情報をダウンロードし目的地として設定したり、インターネット接続で様々な情報にアクセスできる機能が加わった。オーディオシステムも、Bluetoothオーディオ機能、USBメモリーやSDカード、iPodからの音楽データ再生など、最新のデバイスに対応し、エンターテインメント機能が向上した。
価格は以下のとおり。
・E350 BlueEFFICIENCY クーペ:865万円(右/左ハンドルが選択可)
・E350 BlueEFFICIENCY カブリオレ:913万円(左ハンドルのみ)
http://www.mercedes-benz.co.jp/news/release/2011/20110727.pdf
(carview)