2011/11/05
BMW、5シリーズに2リッターターボを搭載
ビー・エム・ダブリューは、BMW 5シリーズのパワートレインを改良。『523i』および『535i』のセダン&ツーリングを本日より販売開始した。納車は、2011年10月下旬からの予定。
『523i』は現行5シリーズのエントリーグレードにあたり、すでにエコカー減税対象車として認定を受けているほか、平成27年度燃費基準も前倒しで達成するなど、高い環境性能を誇っている。今回の改良では、優れたダイナミズムはそのままに、さらに効率を高めるために新型の2.0リッター直列4気筒ターボエンジンを搭載した。
このエンジンは、ツインスクロールターボや高精度のダイレクト・インジェクション、吸気と排気のバルブタイミングを最適に調整するダブルVANOS、インテークバルブのリフト量を無段階に可変制御するバルブトロニックなどの高度なテクノロジーを搭載。最高出力184ps/5000-6250rpm、最大トルク270Nm/1250-4500rpmというパフォーマンスを誇りながら、セダンで14.4km/L(従来モデル11.4km/Lから約26%改善)、ツーリングで13.6km/L(従来モデル10.4km/Lから約31%改善)の10・15モード燃費を達成している。
また、この『523i』と『535i』には、停車中の無駄な燃料消費を抑制するエンジン・オート/スタート・ストップ機能と、効率の良い走行をアシストするECO PRO(エコ・プロ)モードを追加。このエコ・プロモードは、エンジンやシフトタイミングの最適化に加え、エアコンやシートヒーター等の作動を効率的に制御することで、燃費の良い走行をサポート。
また燃費の良い走行をするためのヒントや、効率を向上させたことによる航続距離の延長についての情報をコントロール・ディスプレイやメーター・パネル内に表示する機能も備えられている。
今回の改良により、『523i』と『535i』 は、セダン、ツーリングともにエコカー減税対象モデルに認定。自動車取得税および重量税が約75%減税されるほか、自動車グリーン税制に伴う登録翌年度の自動車税が約50%減税となる。
■価格
・523iセダン:610万円
・523iツーリング:640万円
・535iセダン:840万円
・535iツーリング:870万円
(carviev)