2011/11/17
独BMW、MINIロードスターを発表
独BMWは、MINIの6番目のバリエーションとなる2シーターオープン“MINIロードスター”を発表した。
2009年のフランクフルトショーでMINIクーペと同時にコンセプトカーが発表された“MINIロードスター”が、本国でデビューの時を迎えた。MINIロードスターは、MINIクーペと同じように2人乗りで、Aピラーが強く寝かされたデザインもクーペと同様。MINIには、すでにMINIコンバーチブルというオープンモデルがラインアップされているが、座席の数をふたつに限定し、よりスポーティな雰囲気を高めたのが、MINIロードスターならではの特徴となる。
ソフトトップ式ルーフは、イマドキでは珍しい手動開閉式。とはいえ、キャビンが小さな2シーターは4シーターと比べてルーフの面積が狭いことから、座席に座りながらでも比較的に簡単に開閉操作を行えることがアピールされている。
全高はコンバーチブルより20mm低く設定されている。クーペでMINI初と紹介された時速80km/h以上で自動展開される電動リアスポイラーは、MINIロードスターにも受け継がれた。荷室容量はクーペの280リットルよりは若干狭い、240リットルだ。
エンジンバリエーションはクーペと共通で、“MINIクーパー ロードスター(122hp)”、“MINIクーパーS ロードスター(184hp)”、“MINIジョンクーパー ロードスター(211hp)”、それとディーゼルの“MINIクーパーSDロードスター(143hp)”の4タイプがラインアップされる。
(朝日新聞)