2012/05/28
独BMW、3シリーズツーリングの新型を発表
独BMWは、新型3シリーズツーリングの概要を発表した。今回発表されたのは、2011年10月に本国で発表された新型3シリーズセダンをベースにつくられたワゴンバージョンだ。
ニューモデルのポイントは、セダン同様にボディサイズが拡大したことで、室内が広くなったこと。具体的には、全長が97mm、ホイールベースは50mm延長され、スリーサイズは全長4624mm×全幅1811mm×全高1429mmとなった。
これにより後席の足元スペースとラゲッジルームがともに広くなって、ワゴンとしての機能性や積載性が向上している。ラゲッジルーム容量は、標準状態で495リットル。従来型と比べ33リットル広くなり、クラストップレベルの広さを実現している。また後席には、40:20:40の分割可倒式シートが全車に標準装備され、さまざまなアレンジが可能だ。
環境性能については、ドライブモードをボタンひとつで切り替えられるECO PROモード、オート スタート―ストップ(アイドリングストップ)、電動パワーステアリングなどの採用で、低燃費化が図られている。
モデルラインアップは、当面は328i、320d、330dの3モデルのみ。ガソリンは2リッター直噴ターボ搭載の328iのみだが、後からセダン同様、320iなどが追加されるはずだ。
(朝日新聞)