2012/07/11
独VW、ポロ ブルーGTの詳細を発表
独フォルクスワーゲンは現地時間2日、ポロの新グレードで、すでに欧州では販売が開始されている“ブルーGT”の詳細を発表した。
フォルクスワーゲンは、多くのモデルに“ブルーモーション”と呼ばれる低燃費仕様を設定(欧州と日本ではその定義は異なる)している。では、“ブルーGT”はどんな位置づけかというと、低燃費を追求しつつ、ドライビングパフォーマンスも同時に追求した“エコスポーツ”ともいうべきキャラクターの持ち主。結果的として、ブルーモーションが(本国では)ディーゼル車、ブルーGTはガソリン車という棲み分けになっている。
ポロ ブルーGTが搭載するエンジンは、1.4リッターのTSI。最高出力は140psで、燃費性能はDSG仕様で4.5L/100km(22.2km/L)となっている。ちなみにブルーモーションが1.2リッター・75hpで、ポロきっての高性能モデル“GTI”が1.4リッター・180psであることを考えると、ブルーGTは、その中間に位置するモデルともいえる。
17インチアルミホイールやルーフエンドスポイラー、ディフューザータイプのリアバンパーなど、スポーティな装備が与えられるもブルーGTの魅力だ。
参考までにブルーGTのドイツ本国での販売価格は、VTA(付加価値税)込みで1万9650ユーロ(約197万円)と、“コスパ”の高さが光る。
(朝日新聞)