2011/01/13

ポルシェ カイエン 次期型、アウディで開発か







フォルクスワーゲングループ内における、アウディとポルシェの
役割分担が明確になってきた。

今度はアウディが、次期ポルシェ『カイエン』の開発を主導する
との情報をキャッチした。

これは10日、『オートモーティブニュースヨーロッパ』が報じたもの。

記事によると、アウディの広報担当者は同メディアの取材に対して、
今後のVWグループ内の大型SUVの車台は、アウディが開発
することを明かしたという。

カイエンとその兄弟車のフォルクスワーゲン『トゥアレグ』、
およびアウディ『Q7』は、ポルシェが主体となって開発が行われた。

しかし次期型では、その開発の主導権がアウディに移ることを
意味する。

アウディの広報担当者は、
「この決定は、各ブランド間で合意したものであり、
グループ内でのシナジー効果を最大限に引き出すのが目的」と、
同メディアに話したとのことだ。

この件について、ポルシェの広報担当者は、
「次期カイエンがアウディのバッジ違いモデルになるわけではない。
エンジンやパフォーマンス面はポルシェが開発を行う。
次期カイエンも紛れもないポルシェだ」と、同メディアに語っている。

フォルクスワーゲングループの次世代大型SUV車台を導入する
最初のモデルは、2年後に登場する次期アウディQ7となる見込み。

この車台が、次期カイエンとトゥアレグにも採用されるもようだ。

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