2011/07/11
独BMW、X1に新グレードを追加
独BMWは、コンパクトSAV“X1”のラインアップに、ディーゼルの低燃費仕様“X1 sDrive20d エフィシェントダイナミクス エディション”と、ガソリン仕様の新グレード“X1 sDrive20i”、“X1 xDrive20i”を追加すると発表した。
X1 sDrive20d エフィシェントダイナミクス エディションは、2リッター直列4気筒のディーゼルターボエンジン(最高出力163hp、最大トルク38.8kg―m)を搭載し、さらにアイドリングストップ機構やブレーキエネルギー回生システム、低転がり抵抗タイヤ、空気抵抗のアルミホイールなども採用することで、シリーズでもっとも優れた環境性能を実現したモデルだ。燃費(欧州計測モード)は4.5L/100km(約22.2km/L)、CO2排出量は119g/kmを達成し、BMWのSUV系モデルのなかで最もクリーンなモデルとなる。
さらに同社は、ガソリン仕様のラインアップも充実させることをあわせて発表した。新たに投入されるのは、最高出力184hp、最大トルク27.5kg―mを発生する、2リッター直4ツインパワーターボエンジン搭載の“X1 sDrive20i”と“X1 xDrive20i”の2グレード。これは日本でも販売されている“sDrive18i”(2リッターNA)と“xDrive25i”(3リッターNA)の中間に位置するグレードで、燃費は前者が7.1km/100km(14.1km/L)、後者は7.7km/100km(約13.0km/L)を達成する。
これら2モデルは、欧州市場では2011年秋に発売予定となっている。
(朝日新聞)
http://news.bmw.co.jp/x1/