2011/08/29
次期BMW3シリーズの全貌が明らかに
次期BMW3シリーズの全貌が明らかになった。イギリスの自動車メディア『AUTOCAR』(http://www.autocar.co.uk/)がクルマのCGや概要を掲載している。
記事によると、6代目となる新型3シリーズは、2012年1月のデトロイトショーでデビューする。最初に登場するのは4ドアセダンで、その後ツーリング(ワゴン)、GT、クーペ、コンバーチブル、グランクーペの5タイプが追加される。このうちクーペ、コンバーチブル、グランクーペは“4シリーズ”の名を冠するという。
スタイリングは5シリーズのエッセンスを受け継ぎ、フロントマスクや前から後にかけて駆け上がっていくくさび形のプロポーションを採用。ボディは約75mm、またホイールベースが50mm、トレッドは前20mm、後15mmずつ拡大した結果、室内スペースはライバルであるメルセデスCクラスやアウディA4と競い合える広さとなる。
なおホイールベースは長さの異なる2タイプが設定される。セダン、ツーリング、クーペ、コンバーチブルには標準ホイールベース、その他のモデルにはロングホイールベースが採用されるそうだ。また中国では、3シリーズのロングホイールベース版も発売される予定という。
ガソリンモデルのバリエーションは、1.6リッター直4ターボ(150bhp)搭載の318i、2リッター直4ターボ搭載の320i(180bhp)、325i(210bhp)、328i(245bhp)、それに3リッターターボ(306bhp)を積む335iがラインアップされる。トランスミッションは6MTまたは8ATが組み合わされる。
新型ではドライバーをアシストする装備の充実が図られ、道路標識を認識する機能や衝突警報、車線逸脱警報、夜間でも歩行者を認識するナイトビジョン、サラウンドカメラシステムなどが設定される。
(carview)