2012/06/04

メルセデス日本、新型SLK55 AMGを発売













メルセデス・ベンツ日本は9日、2シーターオープンカー“SLK”のハイパフォーマンスモデルとなる新型“SLK55 AMG”を発売した。

 新しいSLK55 AMGは、新開発の5.5リッターV8直噴エンジンを搭載し、最高出力422ps、最大トルクは55.1kg-mを達成。従来モデルと比べ、パワーが17%、トルクは6%向上した。0-100km/h加速は4.6秒、最高速度は250km/h(リミッター作動)の圧倒的な動力性能を誇る。

 一方で、気筒休止システムやECOスタートストップといった燃費向上技術の採用により、燃費はJC08モードで11.2km/Lと、従来モデルより70%も向上したのが注目のポイントだ。

 組み合わされるトランスミッションは、AMGスピードシフトPLUS 7Gトロニックと呼ばれるもの。これは、3つの走行プログラムモードを備え、シフトダウン時には自動でブリッピング(回転数あわせ)する機能を備えるほか、高負荷でのシフトアップ時に点火および燃料噴射を制御してシフトタイムを短縮するなど、スポーツドライビングをより楽しめるチューニングが施されている。

 このほか、ダイレクトステアリングシステムやトルクベクトリングブレーキ、AMGスポーツサスペンションの採用により、俊敏なハンドリングが追求されている。また、マフラーには、エグゾーストフラップを備えたAMGスポーツエグゾーストシステムが採用され、スポーツ走行時の臨場感あるエキゾースト音とクルージング時の心地よいサウンドの両立が図られている。

 価格は1090万円。納車は6月頃に開始される予定となっている。

(朝日新聞)

http://mercedes-amg.jp/standard.html

 


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