2009/06/30
独BMW、1シリーズに新エンジン搭載
独BMWは、1シリーズに新エンジンを搭載し、2009年9月に
発売すると発表した。
新しいエンジンは、低燃費化とCO2低減を狙って開発された
もので、欧州の排出ガス基準「EU5」(ユーロファイブ)に適合
するという。
新エンジンを搭載するのは、BMW120iクーペ、118dクーペ
の2モデル。
ガソリンの2リッターユニットは、精細な燃料噴射を実現する
BMW独自の直噴インジェクションシステムを採用し、最高出力
170ps、最大トルク21.4kg-mを発生。従来型の同排気量
エンジンと比べ、出力が14ps、トルクは1kg-m向上している。
燃費は、100km走行あたり6.6L(約15.2km/L)。CO2
排出量は1kmあたり153gに抑えた。
0-100km/h加速は7.8秒、最高速度は224km/hという。
また、ニューモデルは、制動中に発生する熱エネルギーを電気
に変換し、バッテリーに蓄える回生ブレーキシステムや、アイドリ
ングストップ機構を搭載する。
BMWは、これらの改良を施しながらも、値上げは行わないとし
ている。
(朝日新聞)