2009/07/24

メルセデス SLS AMGにEV版が登場

メルセデス・ベンツ|SLS|AMG|電気自動車|新型スポーツカー

 独メルセデスは、新型高性能スポーツカー“メルセデス・ベンツ
SLS AMG”の電気自動車(EV)バージョンを開発していることを
明らかにした。
 
 同社は今年3月に、新型スポーツカー“SLS AMG”を2010年春
に発売すると発表し、開発テストの写真を一部公開した。同モデ
ルは、SLRマクラーレンの後継モデルといえるモデルで、AMG製
の6.3リッターV8を搭載。車両の開発はAMGが担当することが
発表された。
 
 今回、明らかにされたSLS AMGのEVバージョンは、4つのモー
ターを搭載し、最高出力326kW(526hp)、最大トルク880Nm
(89.8kg-m)の高出力を発生する。

 0-100km/hを4秒で駆け抜ける加速性能を持つなど、ガソリン
モデルに劣らない動力性能を発揮するとされる。

 4つのモーターは、それぞれのホイールの近くに配置される。
ただし、バネ下重量の低減を図るためインホイールモーターは採用
せず、車体側に配置される。

 バッテリーは、高性能なリチウムイオン電池(電力量48kWh、
電圧400V)を採用し、床下のシート間のスペースに配置する。
 
 バッテリーの充電時間や市販予定については明らかにされてい
ないが、ガソリンモデルと並行して開発が行われていることから、
将来的に市場に投入される可能性は高い。今後の展開に期待だ。

                              (カービュー)


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