2010/01/23
アウディA5、第3のモデル登場(アウディ A5 スポーツバック ) (2/4)
クーペライクな華やかさ
インテリアはA5シリーズを踏襲する形。ティアドロップ型の
クロームフレーム内には大径のスピードメーターとタコメーター、
サブメーターを配置。
マルチファンクション&パドルシフト付き本革巻き3スポーク
ステアリングホイールが標準装備となる。
フロントシートは前後、高さ、リクライニング、ヘッドレストが
電動調整可能。さらに電動ランバサポートも装備する。
ヘッドライニングはシルバー、ベージュ、ブラックの3色、
カーペットは黒、ベージュ2色から選択が可能。
写真はS-line仕様のロゴ入り本革スポーツシート。
A5スポーツバックから乗り込む瞬間からクーペらしい華やぎを感じさせるのは、
サッシュレスドアのおかげだ。
更にドライバーズシートに腰を降ろせば、低めの着座位置によるタイトな
囲まれ感がセダンとは明らかに違った感覚をもたらす。
居住性についてはA5クーペと同じく何も心配する必要は無い。
4WDシステムに蹴られてドライバーの左足の置き場が狭いのはA4/A5系
に共通の欠点だが適正なシートポジションが得られないわけではないので、
一旦身体を収めてしまえば、走るうちに違和感は自然と消え去るはずだ。
気掛かりなリアシートも、思っていたより全然狭苦しさは無い。
やはり若干低めの着座位置のおかげで、頭上空間は身長177cmの筆者の
場合で天井に髪の毛が触れるか触れないかというところ。
その他の足元、膝まわり、肩まわりなどには十分な余裕があって寛いで座れる。
但し、このリアシートは2人掛けで乗車定員は4名である。
大開口のリアゲートがもたらす期待に違わず、ラゲッジスペースの容量は
リアシート使用時で480Lを確保。
ちなみにA4アバントは490Lだから差は僅かだ。
更にリアシートの背もたれを倒せば最大980Lまで拡大できる。
荷物固定用ベルトやネットを引っ掛けるためのDリングやフックなど
使い勝手を高める装備にも抜かりはない。
このインテリアのアウディらしいクオリティの高さについては敢えて
繰り返すまでも無いだろう。
シート地はレザーが標準で、ブラック、カルダモンベージュ、シナモンの
3色を設定。
いずれもクーペらしい洒落た雰囲気は満点だ。
(カービュー)