2010/06/22
VW、ポロに1.2リッターTSIエンジンを搭載
フォルクスワーゲン・グループ・ジャパンは、
昨年10月に日本で発売したコンパクトモデルの『ポロ』に、
1.2リッターTSIエンジンを採用。
6月4日(金)より、全国のフォルクスワーゲン
正規ディーラーにて発売すると発表した。
現行型のポロは、これまで自然吸気の1.4リッター
エンジンと7速DSGトランスミッションを搭載した
『1.4 コンフォートライン』のみをラインアップ。
単一グレードでありながら、発売後半年で
約6000台を販売していた。
今回の改良では、『ポロ』として初めて、
低燃費と高い動力性能を併せ持つ新開発の
1.2リッターTSIを採用。
フォルクスワーゲン車としては過去最高となる
10・15モード 20.0km/Lの低燃費と、
1.8リッターエンジンに相当する高い動力性能を
獲得した。
従来モデルの1.4リッター自然吸気と比較しても、
このエンジンは最高出力が85馬力から105馬力に、
最大トルクが132Nmから175Nmに強化。
一方燃費は、17.0km/Lから約12%の
向上を果たしている。
ラインアップの充実もはかられており、
エンジンの換装により、従来の『コンフォートライン』は
『TSI コンフォートライン』に変更。
さらに、15インチアルミホイールやセンターアームレスト、
パークディスタンスコントロール等を備えた上級グレード、
『TSI ハイライン』が追加された。
なお、両グレードとも燃費は平成22年度燃費基準を
25%上回っており、
低排出ガス車認定4つ星の取得とあわせ、
エコカー減税(75%減税)及び購入補助金の対象に認定。
合計で最大約38万円の購入補助を受けることが
可能となっている。
■価格
・TSIコンフォートライン:213万円
・TSIハイライン:242万円
(朝日新聞)