2010/07/03
レンジローバー エヴォーク、初公開
英ランドローバーは、クーペタイプの新型クロスオーバー、
“レンジローバー エヴォーク”の写真を初めて公開した。
このたびその車名とともに、オフィシャル写真が公開された
レンジローバー エヴォークは、レンジローバープロダクトの中で
もっとも小型かつ軽量で、燃費に優れるという。
駆動方式は、4WDだけでなく2WDも設定され、
もっとも燃費に優れるモデルは、CO2排出量が130g/kmを
切るそうだ。
スタイリングは、2008年に発表されたコンセプトカー
“LRX”の特徴を受け継いでおり、このたび写真が公開された
モデルは3ドアである。
クーペのようなルーフラインはなだらかに傾斜しながら
低くなっていき、ボディサイドのプレスラインは逆に、前から
後ろに向けて高くなっていく。
旧来のレンジローバーのイメージからすると、ずいぶんと
カジュアルな印象のエヴォークだが、ランドローバーによれば、
ニューモデルの投入により、これまでレンジローバーの購入を
検討したことがなかった新しい顧客を狙っていくという。
斬新なスタイリングの採用や2WDモデルの設定、
低燃費化には、そのような狙いがあるようである。
1970年のレンジローバーの誕生から40年目を機に
登場したレンジローバー エヴォーク。
その正式発表の場となるのは9月下旬に開催される
パリサロン。発売は、2011年夏頃が予定されている。
(カービュー)