2010/07/04
発表:プジョー 3008
プジョーサッカーイベント主役のトルシエ氏(FC琉球総監督・右)に
3008を贈呈。
フロントビュー
リアビュー
インテリア
リアシート
カーゴスペース
プジョー初のクロスオーバービークル
プジョー・シトロエン・ジャポンは、6月1日より新型
クロスオーバービークル「3008」の発売を開始。
発表会は、報道陣を前に6月3日行なわれた。
プジョー3008は、2008年のパリモーターショーに
出展したコンセプトカー「プロローグハイブリッド4」の
スタイルを受け継ぐ、モノスペース&トールボーイ
スタイルを特徴とするモデルだ。
308SWより15mm広い1835mmの全幅と、
75mm高められた全高はそのまま室内空間の
拡大へとあてられ、5名の乗員がゆったりと
くつろげるキャビンを実現している。
その一方で全長は308ハッチバックと
308SWの中間となる4365mmにとどめ、
混雑した市街地のドライブや狭いスペース
への駐車にも対応する。
ラインアップは、プレミアムとより上級のグリフの
2グレード。
価格はプレミアムが339万円、グリフが385万円と、
なかなかに意欲的な設定となっている。
開放感あふれる室内空間
プジョー3008は、セダンのドライビングフィールと
MPVレベルの室内空間を巧みに融合した、
これまでにないジャンルのクロスオーバービークル
として誕生した。
キャビンはヘッドクリアランスを大きくとった上、
最大幅約1200mm、前後長約1380mmの
広大なパノラミックガラスルーフが標準とするなど、
きわめて高い開放感が特徴。
ドライバーの着座位置は高いが、ステアリングコラムの
ユニバーサルジョイント数を通常の2個から3個に増やし、
セダンに近い運転感覚を実現した。
シートは乗員をしっかりと包むような形状で、
プレミアムはブラックのファブリック、
グリフはブラックのレザーを標準とする。
ラゲッジルームはリアシートを立てた状態で432L、
折りたたんだ状態で最大1241Lの容量を確保。
リアシートはワンタッチでシートバックが折りたたまれると
同時に座面が沈み込み、フラットなフロアが登場する。
このラゲッジは、可動式フロアゲートを利用して
高さを3段階に調節可能。
さらにテールゲートは上下2分割での開閉に対応、
下側のゲートはアウトドアなどでベンチシートとしても
活用できる。
搭載ミッションは待望の6速AT
パワーユニットには、1.6Lのツインスクロールターボ付き
DOHC16バルブエンジンを採用。
最高出力は156psながら、わずか1000rpmからはじまる
ターボ過給が1400rpmで最大トルクを発生させる実用性を
発揮、自然吸気の2Lクラスのエンジンをしのぐ動力性能を
実現した。
トランスミッションは、407シリーズに搭載された6速ATを
改良した最新バージョンで、シフトパターンは日本の道路
事情にあわせてチューニング。
また2速から6速までロックアップ領域を拡大し、
低燃費にも貢献している。
使い勝手のいいパッケージと力強いエンジン、
そしてATも6速へと進化。
3008は「RCZ」とともに、新たなプジョーの
イメージリーダーとして人気を集めそうだ。
(YAHOO 自動車)
関連URL : http://www.peugeot.co.jp/news/showroom-event/3008_debut.html