2007/11/11

クルマは、エンジンオイルで快適に走るのです


エンジンオイルについて、知っておきたいこと

「クルマは、ガソリンで走るのです」
これは1971年に放送されたモービル石油
(現エクソンモービル)のCMのコピー。
当たりまえのことなのだが、あらためて言われると、
なんだかナルホドと思ってしまう。

そして、ガソリンと同じように、
クルマをもつすべての人に納得していただきたいのが
「クルマはエンジンオイルで快適に走る」のだということ。

よく例えられることとして、
クルマにとってガソリンは人間にとっての食料と同じ。
エンジンオイルは血液。
人間にとって血液が重要な役割を果たしているのと同様に、
クルマを動かすのにエンジンオイルは
欠かせない存在なのだ。

そもそもエンジンオイルの役割をご存知だろうか?
シリンダー内でピストンとの摩擦を防ぐなどの
潤滑作用が第一。
さらに、エンジンの冷却作用、防錆・防触作用。
シリンダーとピストンリングとの隙間を封じ、
出力の低下を防ぐ密封作用。
そして、エンジン内部をキレイにする清浄分散作用。

なんと、5つもの役割を担っているのだ。

エンジンオイルがいかに重要な存在か、
おわかりいただけたことだろう。
そんな重要な“パーツ”だからこそ、
品質の高い製品を使うことが、
クルマの性能を十分に発揮させるための
基本中の基本といえる。

エンジンオイルの性能の向上、環境への配慮など、
さまざまな理由から、一般的にエンジンオイルの交換周期が
走行距離1万?1万5000kmまで延びてきた昨今。
期間が長いだけに、性能のいい(劣化の少ない)
エンジンオイルを選択することも、
愛車を快適に走らせるための大切なメンテナンスとなる。

クルマによってメーカー指定のオイルなどもあることだろう。
むやみに高性能のエンジンオイルを入れる必要はないが、
次の交換時にはサービスの担当者と相談してみるのもいいだろう。

クルマはエンジンオイルで快適に走るのだから。

(ヤナセライフ・プレジール)


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