2009/07/25
BMW7シリーズにV12搭載の最上級モデル
BMWジャパンは、BMWの最上級モデル“7シリーズ”に、
V12エンジンや8速ATを搭載した“760Li”を設定し、7月16
日に発売した。
BMW760Liは、2009年3月にフルモデルチェンジした、
新型7シリーズの最上級モデル。デビュー時には直6モデルと
V8モデルのみが設定されていたが、このたびラインアップに
加わったのは、V12ツインターボエンジン搭載車。ボディは
ロングホイールベース仕様とされ、リムジーンユースへの対応
が図られた。
新開発のV12ツインターボは、6リッターの排気量から最高
出力544ps、最大トルク76.5kg-mを発生する。先代の
V12搭載モデルと比べ、出力が22%、トルクが25%向上して
いる。
これに組み合わされるのは、BMWの量産車では初となる8速
AT。ほかにもインテリジェント軽量ボディやブレーキエネルギー
回生システムなどを採用し、従来モデル比で燃費が約4%低減
したことがアピールされる。
装備を充実させたのも特徴で、ナッパレザーを用いた豪華なシー
トをはじめ、前後シートのヒーター/ベンチレーション機能、4ゾーン
オートマチックエアコン、 10.2インチワイドコントロールディスプレ
イ、HiFiシステムプロフェッショナル、BMWナイトビジョンなど、先進
の快適・安全装備が数多く搭載される。
また、エクステリアの一部に専用デザインを採り入れ、最上級に
ふさわしいたたずまいを追求した外観となった。
価格は、1920万円。
(朝日新聞)
関連URL : http://www.bmw.co.jp/jp/ja/newvehicles/7series/sedan/2008/introduction.html