2010/03/10
【ジュネーブモーターショー10】VW クロスポロ 新型…日本発売は年内か
フォルクスワーゲンは19日、新型『クロスポロ』を発表した。
5ドアハッチバックの『ポロ』をベースに、車高を15mmアップ。
クロスオーバー車のようなルックスを持たせたポロの第4の
バリエーションだ。
3月2日に開幕するジュネーブモーターショーで正式発表される。
エクステリアは、フォグランプや大型エアインテークを内蔵した
専用バンパーが、力強いイメージを発散。
バンパー下部は、ライトシルバーで仕上げられる。
ブラックのホイールアーチエクステンションやシルバーのルーフレールも、
クロスポロの専用装備。
215/40R17サイズの大径タイヤが、足元を逞しく演出する。
ボディカラーがツートンとなるのもクロスポロの特徴で、
内装トリムもボディカラーに応じて、4種類を用意。
前席はスポーツシートとなり、レザーステアリングホイールや
アームレスト、マルチファンクションディスプレイなど、
装備は充実している。
後席は60対40の分割可倒式。
後席を倒せば、荷室容量は280リットル(VDA計測法)から、
952リットルへ拡大する。
床下収納は高さが2段階で調整できるなど、機能性が追求された。
エンジンはガソリン3、ディーゼル3の合計6ユニット。
ガソリンは1.2リットル直列4気筒(70ps)、
1.4リットル直列4気筒(85ps)、
直噴1.2リットル直列4気筒ターボ「TSI」(105ps)。
トランスミッションは6速MTが基本で、
7速DSGは一部グレードにオプションだ。
1.2TSIは、0 – 100km/h加速9.9秒、最高速188km/hの実力。
欧州複合モード燃費は18.18km/リットル、
CO2排出量は128g/kmと環境性能も高い。
ディーゼルは、直噴1.6リットル直列4気筒ターボ「TDI」で、
最大出力は75ps、90ps、105psの3仕様を設定。
欧州複合モード燃費は23.25km/リットル、
CO2排出量は113g/kmとクラストップレベルの環境性能を誇る。
ガソリン、ディーゼルともに全エンジンが、
ユーロ5の排出ガス基準を満たす。
新型クロスポロは、3月2日に開幕するジュネーブモーターショーで
正式発表された後、ドイツでは5月下旬に販売開始。
順次、欧州全域でリリースされる。
フォルクスワーゲンは、「日本市場へも投入する」と宣言している。
(Yahoo 自動車)