2011/01/20

これがメルセデスベンツ SLK 新型























ダイムラーは13日、
新型メルセデスベンツ『SLK』の概要を明らかにした。

新型は3代目。
小型高級ロードスターの定番モデルが、
さらなる進化を遂げている。

新型のデザインには、
最新メルセデスベンツのトレンドを導入。

フロントマスクには、
『SLS AMG』や新型『CLS』と共通イメージが与えられた。

また、ロングノーズにコンパクトなキャビン、
短いテールエンドと、古典的ロードスターの雰囲気も
表現されている。

新型も引き続き、
電動メタルルーフの「バリオルーフ」を装備。

注目できるのは、オプションのガラスルーフに採用される
「マジックスカイコントロール」だ。

これは、スイッチ操作によって、ガラスルーフの色を
透明からダークブルーへ変化させられる世界初の
テクノロジーである。

ガラス自体に、サンシェードの機能が組み込まれて
いるというわけだ。

マジックスカイコントロールは、
夏場の車内温度上昇を抑える効果もある。

ダイムラーによると、米国デスバレーの耐熱テストでは、
通常のガラスと比較して、アームレストの表面温度を
最大10度抑えることができたという。

欧州向けのエンジンは、直噴ガソリン3種類で、
すべてにアイドリングストップを採用。

ダイムラーによると、現行モデルと比較して、
燃費は最大25%引き上げられているという。

「SLK200ブルーエフィシエンシー」と
「SLK250ブルーエフィシエンシー」は、
出力特性の異なる1.8リットル直列4気筒
ターボエンジンを搭載。

最大出力は「SLK200」が184ps、
「SLK250」が204psだ。

トランスミッションは、「7Gトロニックプラス」。

0-100km/h加速は
SLK200が7秒、SLK250が6.6秒、
最高速は
SLK200が237km/h、SLK250が243km/hに到達する。

それでいて、欧州複合モード燃費は
SLK200が16.39km/リットル、
SLK250が16.13km/リットル、
CO2排出量は
SLK200が142g/km、
SLK250が144g/kmと環境性能は高い。

トップグレードの「SLK350ブルーエフィシエンシー」には、
新開発3.5リットルV型6気筒エンジンを積む。

最大出力は306psを引き出し、
0-100km/h加速5.6秒、
最高速250km/h(リミッター作動)、
欧州複合モード燃費14.08km/リットル、
CO2排出量167g/kmの性能だ。

新型SLKは、
ドイツでは17日にオーダー受け付けを開始。

現地価格は、
3万8675ユーロ(約430万円)からと公表されている。

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