2011/02/05

ミニ クロスオーバー 試乗レポート(1/4)




明らかに大きい第4のミニ


ミニファミリーでは初めてとなる4ドア&大開口テールゲートを
与えられたクロスオーバー。
大きなボディ、SUVらしく地上高のあるディメンジョン、
さらにAWDシステムを設定することもあり
プラットフォームも新設計されている。
写真はクーパークロスオーバー。
同じくミニ初となる4輪駆動システムのALL4は、
日本ではクーパーSに、欧州ではディーゼルモデルの
クーパーDにも設定される。


テール周りのデザイン。
サスペンションはフロントがマクファーソンストラット、
リアがマルチリンクで形式上は他のファミリーと同様だが、
これも新たに設計されたもの。


 ハッチバック、コンバーチブル、クラブマンに続く
第4のBMWミニとして登場した「クロスオーバー」が、
日本デビューを果たした。

ヨーロッパ市場ではクラシックミニの
ワゴンバリエーションのひとつだった「カントリーマン」の
名で呼ばれるこのミニの新種、
その最大の特徴は一見して分かるようにボディにある。

 そのボディのポイントはまず4ドア+テールゲート、
表現を変えれば5ドアであること。

と同時にボディサイズがこれまでのミニより明らかに
大きいのも注目すべきポイントで、
ホイールベースはクラブマンより50mm長い2595mm、
全長は125mm長い4105mmに延長された。

なかでも拡大が顕著なのが全幅で、
クロスオーバーは1790mmと他のミニより105mmも
広がって、3ナンバーサイズに突入どころか一気に
1.8mの大台に近づいている。

 もうひとつ、クロスオーバーのボディで特徴的なのは、
車高の高さだ。

これには2つの側面があって、
ひとつはボディの全高自体が高いこと、
もうひとつはこれまでのミニより明らかにフロアが高く
設定されていることだ。

いうまでもないが、それらはクロスオーバーがいわゆる
SUVのジャンルに属するモデルであることを意図して
いるためだ。

 その証拠に、全高は1550mmとこれまでのミニのなかで
最も高いクラブマンより110mmも高い。

しかしこれも、日本の立体駐車場対策としてルーフアンテナの
根元部分の形状を日本専用に低めることで実現した数値だという。

                          (カービュー)

関連URL : http://www.minicrossover.jp/


コメントは受け付けていません。

心のこもったディリーメッセージ

メカニックの部屋(修理事例) 

サイト内検索


Go Top