2011/12/13
991型911シリーズ第2弾はカブリオレ!
ポルシェ ジャパンは11月22日、新型「ポルシェ911カレラ/カレラSカブリオレ(Porsche 911 Carrera / CarreraS Cabriolet)」の予約受注を11月30日より開始すると発表した。
9月に開催されたフランクフルト・ショーで発表となった新型ポルシェ911(991型)。まずはクーペ/リヤ駆動版の「カレラ/カレラS」が発表となったわけだが、続いてそのオープン版が発表となった次第だ。このカブリオレはこれまでどおりソフトトップを有しており、911の個性的なルーフラインを完全な形で維持しながら閉じた状態でもカブリオレであることを強くアピールする、という。
またクーペ同様、素材にマグネシウムを使用するなどインテリジェントな軽量構造を採用したことで、991型カブリオレは先代モデルに比べて車両重量が著しく軽くなっており、走行性能だけでなく燃費性能と快適性の改善も実現した。エンジンも同じく、カレラが最高出力350psを発生する3.4L水平対向エンジン、カレラS が最高出力400psを発生する3.8Lとなる。どちらのモデルも走行距離100km あたりの燃料消費量は新欧州ドライビングサイクル(NEDC 基準)で10 L未満と良好。ホイールベースの延長、トレッドのワイド化、電子機械式パワーステアリングの採用なども全てクーペ譲りで、各モデルにはドライビングダイナミクスを向上させるためのアクティブ制御システムが標準装備もしくはオプション装備として用意されている。
価格は911カレラカブリオレが1361万円、911カレラSカブリオレが1641万円となる。いずれも7速PDKのみで、左右ハンドルが選べる。今後も、カレラ4、タルガ、GT3、GT2、ターボなど、さまざまなモデル展開が予想される911。予想を裏切らない展開ではあるが、その走行性能はいい意味で期待を裏切ってくれるはずである。
(ホビダスオート)