2012/01/27
メルセデスベンツ Eクラス…2種類のハイブリッドで攻勢に
9日、米国で開幕したデトロイトモーターショー12。新型『SL』をワールドプレミアしたメルセデスベンツだが、『Eクラス』のハイブリッドにも相当の力が入れられていた。
というのも、今回のデトロイトモーターショー12で、メルセデスベンツは『Eクラス』の2種類の市販ハイブリッド車を初公開。日本メーカーのお株を奪うハイブリッド攻勢を見せたのだ。
2種類のハイブリッドとは、ガソリンエンジンがベースの「E400ハイブリッド」と、ディーゼルエンジンがベースの「E300BlueTECハイブリッド」。ガソリン仕様は北米や日本、中国などで、ディーゼル仕様は欧州をメインに販売しようという戦略である。
日本にも導入されるE400ハイブリッドは、『Sクラス』のハイブリッド、「S400ハイブリッド」(日本名:「Sクラスハイブリッド」)と基本的に同じシステム。エンジンは3.5リットルV型6気筒ガソリンで、最大出力306ps、最大トルク37.7kgm。モーターは最大出力27ps、最大トルク25.5kgmを引き出す。エンジン、モーターともに、Sクラス用からパワーアップした。
アイドリングストップや回生ブレーキ、モーター単独で走行できるEVモードも装備。米国EPA(環境保護局)予想燃費は、市街地10.2km/リットル、高速13.2km/リットル、複合モードで11.5km/リットル(27マイル/ガロン)と公表されている。
(レスポンス)
http://www.mercedes-benz.co.jp/passenger/car_lineup/e-class/