2012/03/31

極まりし「グランカブリオ」発売開始






マセラティ・ジャパンは、4シーターオープンスーパースポーツである「グランカブリオ」のハイスペック版「マセラティ・グランカブリオ・スポーツ」を日本導入し、3月末にデリバリー開始と発表した。

グランカブリオ・スポーツは2011年のジュネーブ・ショーで発表されたモデルで、4.7リッターのV8を10psアップの450psとするなど、グランカブリオのスペックを高めた1台。組み合わされる「MCオートシフト」と呼ばれるトランスミッションは、クアトロポルテ・スポーツGT Sに搭載されていたものの改良版。ローンチコントロールモードが盛り込まれていることで、そのスポーティさが伺える。

最高速度は285km/h、0→100km/h加速は5.2秒となり、あわせて「スカイフック・アクティブ・サスペンション」も大幅に進化。「レスポンスの鋭い」ブレーキパッケージも装着されている。エクステリアではフロントグリルをブラックアウト。エンブレムには各モデルレンジの中で最速のモデルだけに施される、赤いラインが入っているほか、エアロダイナミクスの向上で、空力と燃費が改善されている。

ボディカラーには新色の「ロッソ トリオンファーレ」を採用。これは1950年代に数々のチャンピオンシップを制したマセラティのレーシングカーに敬意を表し、当時のレースカーのカラーを再現したものとなる。

インテリアでは、パドルシフトに「マセラティ・アクティブ・シフティング・パドル・トロフェオ・デザイン」を採用。これはレーシングカー「トロフェオ」と同じものだ。また2色の新色「ビアンコプレジャート」と「グリージョクロノ」がレザーシートに採用された。なお価格は1880万円となっている。

また同時に「グランカブリオ」もリフレッシュが図られており、フロントグリルとサイドのベントをクロームに、助手席のアジャスタブル ランバーサポートが標準装備となるなどの改良を受けたとのこと。官能的なV8エンジンとオープンエアの気持ちよさが魅力のスーパースポーツが、さらに極まったということだ。

(ホビダスオート)


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