2012/07/03

独メルセデス、新型Aクラスを発表



































独ダイムラーは現地時間25日、新型メルセデス・ベンツAクラスを発表した。

 今回発表された3世代目モデルは、エモーショナルなデザイン、109hp仕様から211hp仕様までが用意される強力かつ豊富なエンジンラインアップ、最少で98g/kmの低排出を実現した環境性能、そしてCd値が0.27の優れた空力性能などにより、Cセグメントのベンチマークが目指されている。

 内外装のデザインは完全新設計で、プラットフォームも新規に開発されたものをBクラスと共用する。外観は、2ボックススタイルである点は先代モデルと共通だが、ボディサイズは全長4292mm×全幅1780mm×全高1433mmと、先代モデルと比べ160mmも低くなり、スポーティな印象を増している。一方、トランクルームは341リッターの容量が確保され、6:4の分割可倒式リアシートを折り畳めば、最大1157リッターまで拡大可能となっている。

 新型では、「アーバン」、「スタイル」、「AMGスポーツ」の3種類のラインが設定されるほか、「ナイト」、「エクスクルーシブ」、「AMGエクスクルーシブ」の3タイプのデザインパッケージが用意され、ユーザーはより自分の好みにあった仕様を選べるようになった。

 エンジンは、ガソリン仕様はすべて直噴ターボで、「A160」「A200」「A250」の3グレードが設定される。A180は、1.6リッターターボを搭載し、最高出力122hp、最大トルク20.4kg―mを発生する。燃費は、7G―DCT(7速ツインクラッチ式)仕様で5.4L/100km(18.5km/L)を達成、CO2排出量は128g/kmに抑えられている。

 A200もA180と同じ1.6リッターターボを搭載するが、スペックは最高出力156hp、最大トルク25.5kg―mに引き上げられる。燃費は7G―DCT仕様の場合で5.4リッター/100km(18.5km/L)とA180と同数値をキープ。先代モデルと比べると26%向上している。

 ガソリンの最上級モデルA250は、2リッターターボを搭載し、最高出力211hp、最大トルク35.7kg―mを発生する。こちらは7G―DCT仕様のみの設定となり、燃費は6.1L/100km(16.4km/L)、CO2は排出量は143gを達成する。

(朝日新聞)


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