2012/07/30
メルセデス小型車がユーロ6を施行前にクリア
独メルセデスは、同社の現行AクラスとBクラスが、2014年9月に施行されるユーロ6乗用車排出ガス規制を、現時点ですでにクリアできていることを明らかにした。
ユーロ6は、2014年9月より乗用車に施行される排出ガス規制で、現行のユーロ5に比べて、ディーゼル車のNOx排出値などがより低く設定される。また2017年にはガソリン車から排出される有害物質についてもさらに厳しく規制される予定だ。
メルセデスは、2011年9月のフランクフルトショーで発表した新型Bクラスと、2012年3月のジュネーブショーでデビューしたAクラスが、ディーゼル/ガソリン車ともにいずれも現段階ですでにユーロ6をパスできる環境性能を備えていることをアピールしている。
ディーゼル車については、同社が乗用車と商用車に展開しているBlueTECテクノロジーにより窒素酸化物を大幅に低減し、ガソリン車についてはA180、A200、A250に直噴技術をはじめとする高効率化テクノロジーを駆使することで、2017年に厳しくなるユーロ6のフェイズIIを下回る値を実現しているとしている。
(朝日新聞)