2011/02/14
ロールス・ロイス誕生100周年記念車
英ロールス・ロイス・モーター・カーズは、
ブランドのシンボルともいえるマスコット
「スピリット・オブ・エクスタシー」の
誕生100周年を記念し、ファントムの
ビスポークモデル「スピリット・オブ・
エクスタシー100周年記念モデル」
を発表した。
今回の記念モデルは、限定色の
エクステリアカラーやウッドパネル、
レザーのオプションなどを含め、
さまざまな特別仕様を施したものであり、
わずか100台の限定生産となる。
とくに注目すべきなのが、
フロントエンドを飾る純銀製のマスコット。
ブラックゴールドの台座には
「Spirit of Ecstasy Centenary -2011」
という刻印が刻まれ、マスコットにも6つの
ホールマークを刻印。
そのうちの2つは、ロールス・ロイスのために
特別にデザインされたものとなっている。
また、ロールス・ロイスのトレードマークである
ツインのコーチラインにも「スピリット・オブ・
エクスタシー」の小さな図案を採用。
デザイナーのチャールズ・サイクスの
線画をもとに、ディテールまで丁寧に
書き込まれている。
このほかにも、ロールス・ロイス伝統
である「RR」のエンブレムにも新たな
デザインを採用。
従来のものとは逆に、ブラッククローム
地にエナメルホワイトで「RR」の文字が
描かれている。
インテリアも特別なものとなっており、
インパネにはブリタニアシルバーで
縁取られたアナログ時計を採用。
センターコンソールリッドの内側にも、
同車が記念モデルであることを象徴する
「Spirit of Ecstasy -One of
One Hundred」のプレートがあしらわれる。
外装色は、このモデルのために用意された
「ラプソディーブラック」「メイデンブルー」
「エセリアルホワイトパール」「ワイルドフラワー」
の4色。
もちろんインテリアには豊富なレザー素材
とインテリアカラースキームが用意され、
ウッドパネルには振り谷亜シルバーの
インレー(象嵌細工)もあしらうことができる。
なお、この記念モデルのオーナーには、
「スピリット・オブ・エクスタシー」の像を
ピアノブラックの台座に据えたディスク
オーナメントを贈呈。
ロールス・ロイスCEOであるトルステン・
ミュラー・エトヴェシュの署名入り証明書
とともに、ひとりひとりのオーナーに贈られる。
(朝日新聞)