2011/06/09

伊ランチア、新型イプシロンを発表


































伊ランチアは、3月のジュネーブショーで世界初公開した新型“イプシロン”をイタリアで発表した。

 新型イプシロンは、“スモール・フラッグシップ”をテーマに、全長3.84mのコンパクトなコンパクトなボディに、上質感ある内装を組み合わせたランチアの小型車。次期モデルは3代目にあたり、同モデルとしては初めて5ドアボディで登場する。

 エクステリアは、盾をモチーフとしたランチアグリル、上からフタを被せたようなボンネットフード、そして3ドア車であるかのようなスタイリッシュなフォルムが特徴となる。

 ボディサイズは全長3.84m×全幅1.67m×全高1.52mで、ホイールベースは2.39m。全長は歴代で最も長いが、全幅は先代モデルより短く、全体的にコンパクトなサイズに仕上がっている。

 同モデルの真骨頂である内装は、シルバー、ゴールド、プラチナムと個性の異なる3タイプのインテリアトリムが用意され、比較的シンプルなものから豪華な雰囲気が色濃く感じられるものまでを選ぶことができる。これに4タイプのツートーンを含む全16種類のボディカラー、6タイプの組み合わせが可能な内装トリム、3種類のホイール、さらには3タイプのエンジンまで含めると、実に600通りのパターンから自分にあった1台を作り上げることが可能だ。

 エンジンは、1.2リッターガソリン(69hp)、900ccのガソリン(85ps)、それに1.3リッターターボディーゼル(95hp)の3タイプで、全モデルにアイドリングストップが標準装備される。

 欧州での発売は、6月が予定されている。

 YouTubeの「worldcarfans」で公開されている走行映像もチェック。

 http://www.youtube.com/watch?v=Gj21F8C3kmo&feature=player_embedded

(朝日新聞)


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